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目的

「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな前進だ」
ニールアームストロングが人類として始めて、異星である月面上に降り立ったときに、有名なこの言葉を残して以来、半世紀近くが経過しました。現在も宇宙開発は人類にとってのフロンティアとして位置づけられていますが、全ての国に対してその門戸が開かれているわけではありません。宇宙に行く事が出来る射場を有する国・地域は世界でわずか12カ国しか存在していません。その一角を占める我が国は、世界に対して、また人類の歴史に対して、どのような責務を負い、今後、何を成していくべきなのか。それが国家の存在意義として問われています。

もちろんこのような『上部構造』だけではなく、我々の生活を支える『下部構造』においても、宇宙は重要な役割を果たしています。現行の宇宙基本計画では「宇宙開発利用は、我が国の国家戦略」と位置づけられており、気象予報や通信インフラ、狭義/広義の両面の意味における安全保障等においても、宇宙システムはインフラとして社会の根底をなしています。また、宇宙科学や宇宙探査、宇宙飛行士の活躍は我が国の国際的地位を高め、また最先端の技術開発により、技術力の向上に大きく貢献しています。宇宙開発利用はその国の根幹の一部をなしており、欧米はもちろん、新興国においても近年、本分野への戦略的な投資を進めています。
このような総合的な観点から、平成20年に宇宙基本法の制定によりその理念が示され、平成21年には具体的な中期計画として、宇宙基本計画が策定されました。
更に本年に入り関連法案も整備され、宇宙戦略を形作る司令塔として内閣府宇宙戦略室が発足しました。現在、新体制の元で宇宙基本計画の改訂が進められています。
宇宙開発利用は「人類社会の発展」、「国民生活の向上」、「国際的地位の向上」などの複合的な意義を持ち、多様な側面があります。財政が厳しい我が国にとって、どのような側面を重視し、我が国にとって最適な宇宙開発利用の姿を形作るかは大きな問題です。中長期的な投資を含む宇宙開発利用には、長期的なビジョンとそれに対する国民の方々の理解・支援が不可欠です。国家戦略とそれを踏まえた宇宙戦略を考える上で、多様な分野の方々によるオープンな議論は、国民の方々の理解・議論を喚起するうえでも、非常に重要です。

以上のような認識にたち、科学技術、外交安全保障、産業施策、環境エネルギー政策、教育・人材育成、メディアなど様々な分野で見識をお持ちの方々による国家戦略と宇宙戦略に関するオピニオンと、これらに基づく、各有識者、来場者の方々等によるオープンかつ双方向な議論の場を設けるべく、本シンポジウムの開催を企画しました。

概要

呼掛け人 京都大学総長  松本 紘
日本航空宇宙学会長/日本学術会議  川口 淳一郎
主 催 公開シンポジウム実行委員会
共 催 日本航空宇宙学会、京都大学宇宙総合学研究ユニット、和歌山大学宇宙教育研究所、
日本学術会議フロンティア人工物分科会
特別協力 九州大学
事務局 日本宇宙フォーラム
後 援 内閣府宇宙戦略室
協 賛 公益財団法人 輻射科学研究会、IEEE MTT-S 関西チャプタ、生存圏フォーラム、
川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー

本シンポジウムはどなたでもご参加いただけます。

問合せ先 京都大学宇宙総合学研究ユニット  特定講師 磯部 洋明 
〒607-8471 京都市山科区北花山大峰町 京都大学花山天文台内
Email: isobe kwasan.kyoto-u.ac.jp
Tel: 090-6181-7253  Fax: 075-753-4280

東京会場 開催内容

開催日時 平成24年10月28日 開場12:30 開演13:00 閉演18:30
開催場所 東京大学 武田先端知ビルホール(本郷キャンパス)
本郷キャンパス構内地図

東京会場 プログラム

第1部
呼掛け人挨拶 松本 紘         京都大学総長
招待講演 國友 宏俊       内閣府宇宙戦略室参事官
基調講演 阿部 信泰       日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター所長
講演

岩崎 晃         東京大学先端科学技術研究センター教授
西田 篤弘       宇宙科学研究所元所長

山根 一眞       ノンフィクション作家 獨協大学経済学部特任教授

林 志行         (株) 国際戦略デザイン研究所 代表取締役 CEO
(五十音順)

第2部
宇宙戦略の論点 川口 淳一郎      日本航空宇宙学会長/日本学術会議
総合討論 第1部登壇者
池上 徹彦       元文部科学省宇宙開発委員会委員長
立花 隆         評論家・ジャーナリスト
(五十音順)
閉会の挨拶 呼掛け人        川口 淳一郎

東京会場での開催は終了いたしました。 多数のご来場ありがとうございました。

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京都会場 開催内容

開催日時 平成24年11月11日 開場9:30 開演10:00 閉演16:30
開催場所 京都大学芝蘭会館稲盛ホール
芝蘭会館へのアクセス

京都会場 プログラム

第1部
開会挨拶 斧 髙一         京都大学宇宙総合学研究ユニット ユニット長
呼掛け人挨拶 松本 紘         京都大学総長
招待講演 西本 淳哉        内閣府 宇宙審議官・宇宙戦略室長
講演 秋山 演亮        和歌山大学 宇宙教育研究所所長 / 特任教授
石川 容平       京都大学生存圏研究所・特任教授、元(株)村田製作所・シニアフェロー
加納 圭         滋賀大学教育学部講師、京都大学WPI-iCeMS特任講師、
              (独)科学技術振興機構 RISTEX
五代 富文       IAF国際宇宙航行連盟元会長
永原 裕子        東京大学 大学院理学系研究科教授
橋本 靖明       防衛省防衛研究所 政治・法制研究室長
藤原 洋         (株)ブロードバンドタワー代表取締役会長兼社長CEO
(調整中)
(五十音順)
第2部
総合討論

第1部登壇者
池上 徹彦(コーディネーター) 前文部科学省宇宙開発委員会委員長
城山 英明        東京大学大学院法学政治学研究科教授
柘植 綾夫        日本学術会議フロンティア人工物分科会委員/

               公益社団法人日本工学会会長/元総合科学技術会議議員
(五十音順)

閉会の挨拶 柘植 綾夫        日本学術会議フロンティア人工物分科会委員/

               公益社団法人日本工学会会長/元総合科学技術会議議員

京都会場での開催は終了いたしました。 多数のご来場ありがとうございました。

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九州会場 開催内容

開催日時 平成24年11月25日 開場13:00 開演13:30 閉演19:00
開催場所 九州大学箱崎キャンパス旧工学部本館1階113号室
箱崎キャンパスへのアクセス
箱崎キャンパス キャンパスマップ

九州会場 プログラム

※三菱重工業株式会社会長 佃和夫様は欠席となりました。

第1部
開会挨拶 麻生 茂         九州大学航空宇宙工学部門教授
招待講演 國友 宏俊       内閣府宇宙戦略室参事官
講演

淺田 正一郎      三菱重工業株式会社航空宇宙事業本部宇宙事業部長
池上 徹彦       前文部科学省宇宙開発委員会委員長
橋本 靖明        防衛省防衛研究所政治・法制研究室長
湊 宣明         慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授
八坂 哲雄        九州航空宇宙開発推進協議会 幹事長
山根  一眞       ノンフィクション作家/獨協大学経済学部特任教授
(五十音順)

第2部
総合討論
(会場との双方向議論含む)
第1部講演者
中野 不二男      科学技術ジャーナリスト/京都大学宇宙総合学研究ユニット特任教授
(五十音順)
閉会挨拶 川口 淳一郎     航空宇宙学会長/日本学術会議

九州会場での開催は終了いたしました。 多数のご来場ありがとうございました。

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