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2016.12.15
お知らせ「JSFだより 第87号」を発行しました

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「JSFだより 第87号」を発行しました。

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http://www.jsforum.or.jp/magazine.html

 

 

◆◇◆   JSFだより 第87号

 

 

                        発行:2016年12月15日
                        一般財団法人 日本宇宙フォーラム

 

 
今月は打ち上げラッシュです。12月9日には「こうのとり」6号機を載せたH-IIBロケットが打ち上げられました。また、イプシロンロケット2号機が、12月20日午後8時~9時に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定です。JAXAでは、打ち上げの模様をライブ中継する予定とのことですので、こちらもお楽しみに。(編集長YK)
http://www.jaxa.jp/projects/rockets/epsilon/index_j.html
△イプシロンロケットのページ

 

 
<< 目次 >>

1.イベントガイド
 ・スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク(S-NET)第1回分科会開催
 ・五反田文化センターにて「みちびきキッズペーパークラフト教室」開催

 

2.JSF活動報告
 ・宇宙実験支援~安全・安心な「大規模エネルギー貯蔵デバイス」の開発に向けて~
 ・APRSAF/MGAカンファレンス支援
 ・H-IIBロケット6号機の打ち上げ中継支援

 

3.特集
 ・デブリ季報

 

4.紹介コーナー
 ・「理事長の独り言」第17号及び第18号掲載のお知らせ

 

5.宇宙関連商品紹介

 ・2017年版ロケットカレンダー販売中
 ・着用船外活動服(EMU)ご活用事例紹介

 

 
◇◆1.イベントガイド
◆スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク(S-NET)第1回分科会開催

 

内閣府宇宙開発戦略推進事務局では、「宇宙」をキーワードに、新産業・サービス創出に関心をもつ企業・個人・団体等が参加するネットワーキング組織として『スペース・ニューエコノミー創造ネットワーク(略称S-NET)』を創設いたしました。

 
様々なプレイヤーが集う「場」としての役割を担うとともに、宇宙分野、非宇宙分野を問わず参加する企業等を積極的に支援・コーディネートする「支援機能」を有することで、プロジェクト組成、事業創出などで多くの成功事例を輩出することを目指しています。

 

今年度は、社会課題と宇宙技術に関わる分科会を立ち上げるとともに、具体的なビジネスモデルを検討するワーキンググループを支援する予定で、今回初となる分科会では、宇宙×地域新産業創出と題し、地域の課題解決と宇宙開発利用の両立を目指します。

 
JSFでは、この分科会の運営支援を行います。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

テーマ:「宇宙×地域新産業創出」
日 時:12月21日(水)13時30分~16時30分
    (受付開始13時。終了後17時~懇親会を予定)
場 所:メルパルク熊本 (熊本市中央区水道町14-1)
参加費:無料
懇親会:3,000円(事前登録制)

 

https://www.science-event.jp/event/snet_riyo/
△事前登録のページ
https://www.s-net.space/
△S-NETのページ

 

 
◆五反田文化センターにて「みちびきキッズペーパークラフト教室」開催

 

日本版GPS「みちびき」(準天頂衛星システム)を、広く理解していただくためのペーパークラフト教室を、品川区立五反田文化センターにて開催いたします。

 
準天頂衛星システムは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システム(衛星からの電波によって位置情報を計算するシステム)です。

 

準天頂衛星「みちびき」のペーパークラフト工作やミニ測位体験ゲームを通じて、みなさまの暮らしに役立つ「みんなのみちびき」についての理解を、楽しみながら深めていただきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。

 

みちびきキッズ~準天頂衛星「みちびき」ペーパークラフト教室~
日時:2017年1月15日(日)
   午前10時~11時30分/午後1時30分~3時
場所:五反田文化センター第1講習室
対象:小学2年生~小学6年生(小学4年生までは保護者同伴)

 

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/page000030000/hpg000029912.htm
△応募方法など、詳しくは品川区のホームページをご覧ください。

 

 
◇◆2.JSF活動報告
◆宇宙実験支援~安全・安心な「大規模エネルギー貯蔵デバイス」の開発に向けて~

 

11月30日にJAXAより平成28年度「きぼう」利用フィジビリティスタディテーマ募集の選定結果が発表されました。今年度は6件の実験テーマが選定されたところです。これらの実験テーマは、今後研究者とJAXAが協力して実験計画の詳細化、技術検討等のフィジビリティスタディを行い、宇宙実験の実現性の目途を2年以内に立てる予定ですが、JSFはその支援を行っています。今回は選定された6件のうちの1件をご紹介します。

 

人工衛星や宇宙探査機に使用されているリチウムイオン二次電池は自動車産業を中心に研究開発競争が高まっていますが、急速充放電操作に伴う樹枝状結晶(樹の枝のようなパターンで発達・成長した結晶。デンドライト)成長により発生する短絡(ショート)現象の制御は大きな課題となっています。人工衛星についても破壊要因の3%が電池であるとの研究があり、ショートを予知し、未然に防ぐことは必須
の技術となっています。

 

この実験では、「きぼう」でリチウム二次電池の充放電試験を行った後、その一部を地上に回収し分解調査をして安全性を評価する一方、デンドライトの種となるリチウム核の宇宙での発生成長過程を調べることで、リチウム二次電池の寿命を保つ充放電操作の提案と寿命予測モデルを提示することを目標としています。将来的には、長期間の運用が可能な深宇宙用電池の開発と宇宙電池の安全管理手法に役立ちます。また、地上での自然エネルギーを電力ネットワークに連系させる大規模エネルギーの変換貯蔵研究や水素エネルギーシステム研究につながるものと期待されて
います。

 

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/participation/application/2016_kibo-utilization-theme_select.html
△平成28年度「きぼう」利用フィジビリティスタディテーマ募集の選定結果について
http://iss.jaxa.jp/kiboexp/participation/application/documents/fs2016/fy28_selection_5.pdf
△本実験の紹介ページ

 

 
◆APRSAF/MGAカンファレンス支援

 

11月14日の週にフィリピン共和国ののマニラで、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum: APRSAF)及びマルチGNSS(Global Navigation Satellite System: 衛星測位システム)アジア(MGA)カンファレンスが同時期に行われ、JSFが運営支援等を行いました。

 

APRSAFは、アジア太平洋地域における宇宙利用の促進を目的として設立されたもので、MGAはアジアとオセアニア地域においてマルチGNSSの利用や実用性の促進を目的とする組織です。

 

各カンファレンスの詳細は、下記のページに掲載されている他、APRSAFについては当財団理事長のコラム「理事長の独り言」でも触れておりますので(本メールマガジンの4項で紹介)、ご覧ください。

 

https://www.aprsaf.org/annual_meetings/aprsaf23/meeting_details.php
△APRSAFのページ(英語)
http://www.multignss.asia/jp/conference.html
△MGAカンファレンスのページ

 

APRSAF.JPG

 

 
◆H-IIBロケット6号機の打ち上げ中継支援

 

冒頭でもご紹介したとおり、「こうのとり」6号機を搭載したH-IIBロケット6号機が、12月9日に打ち上げられました。

 

打ち上げの様子は、YouTubeやニコニコ動画を通して中継されましたが、JSFではJAXAからの受託を受け、この番組の制作支援を行いました。

 

中継は、種子島からの映像やアナウンサーからの説明などを交え、臨場感溢れるものとなっており、最高で約39,000人の方にご覧いただきました。

 

なお、打ち上げから4日後の13日夜には、「こうのとり」6号機が国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにより把持され、翌14日未明にISSとの結合が完了しましたが、その際の中継についてもJSFが支援を行いました。

 

 
◇◆3.特集
◆デブリ季報

 

JSFは光学望遠鏡とレーダを用いて日本で唯一、宇宙デブリ等を観測している機関ですので、常に宇宙の環境問題に関心を払っています。最近注目したニュースをご紹介します。

 

国際宇宙ステーション(ISS)の外側の一部に装着されていたカバーが2015年5月21日に地上に戻ってきたため調査をしたところ、26か所の微小隕石および軌道上デブリ(宇宙ゴミ)の痕跡が発見されたということです(このカバーは、2013年7月~2015年2月までISSに設置されていたもの)。

 

debris_01.jpg debris_02.jpg

 

NASAジョンソン宇宙センターとボーイング社のチームは、地球に戻ってきた直径2mに及ぶこのカバーに、以下の衝突痕を発見しました。

 

衝突痕の大きさ 個数

0.1~0.2㎜    2
0.2~0.3㎜    1
0.3~0.4㎜    6
0.4~0.5㎜    6
0.5~0.6㎜    3
0.6~0.7㎜    4
0.7~0.8㎜    2
0.9~1.0㎜    1
1.1~1.2㎜    1
合計        26

 

衝突痕で最大のものは、直径1.1㎜~1.2㎜でした。多層構造であるこのカバーを完全に貫通した衝突痕は今回なかったということです。

 

調査チームは今後、この部品の貫通の度合いを調査するとともに、衝突した物体の組成を調査したいと考えています。

「NASA Orbital Debris Quartly News Volume20,Issue3 July 2016」より

 

 
◇◆4.紹介コーナー
◆「理事長の独り言」第17号及び第18号掲載のお知らせ

 

「理事長の独り言」と題して、JSF理事長が執筆するコラムをホームページに掲載しております。現在新たに第17号及び第18号を掲載中ですので、ぜひご覧ください。

 

http://www.jsforum.or.jp/info/2016/17.html
△【第17号】APRSAFに参加して
http://www.jsforum.or.jp/info/2016/18.html
△【第18号】APRSAFの宇宙教育活動
http://www.jsforum.or.jp/info/2016/hitorigoto.html
△「理事長の独り言」全集

 

 
◇◆5.宇宙関連商品紹介
◆2017年版ロケットカレンダー販売中

 

毎年ご好評をいただいております2017年版ロケットカレンダーを販売中です。

今年は、「ニッポンの技術力」と題し、昨年同様、ロケットや「こうのとり」、「きぼう」などの写真をダイナミックに配した迫力あるカレンダーとなっております。

一般販売は、株式会社ビー・シー・シーが運営する「宇宙の店」で行っておりますので、こちらからお求めください。

 

http://spacegoods.net/SHOP/JSF-2017.html
△宇宙の店

 

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◆着用船外活動服(EMU)ご活用事例紹介

 

当財団所有の着用型船外活動服(EMU)の活用事例のご紹介です。

  
honto+12月号「クリエイターズ・ファイル」およびナショナルジオグラフィック『マーズ 火星移住計画』のPR動画にご活用いただきました。

 

着用されたのは、ロバート秋山さん。
「クリエイターズ・ファイル」で様々なキャラクターを公開している秋山さんが、民間宇宙飛行士「WSC(ワールド・スペース・クラブ)日本プロジェクトリーダーの草野」さんを演じられました。

 

世界初となる火星有人探査を成し遂げ地球に帰還した草野さんへの独占インタビュー。その口からは、どんなお話が飛びだすでしょうか?

気になる方は、全国の丸善、ジュンク堂、文教堂で配布しているPR誌「honto+」12月号を入手するか、「honto+」Web版にてご確認ください。

 

http://honto.jp/article/hontoplus.html

△hont+【Web版】

 

 

 

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