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2016.10.14
お知らせ「JSFだより 第85号」を発行しました

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「JSFだより 第85号」を発行しました。

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http://www.jsforum.or.jp/magazine.html

 

 

◆◇◆   JSFだより 第85号

 
                       発行:2016年10月14日
                       一般財団法人 日本宇宙フォーラム

 
近頃、気温もぐっと低くなり、秋らしい陽気になってきました。そろそろ年末年始に向けて忙しくなる時期かと思います。JSFでは毎年恒例のロケットカレンダー名入れ印刷を受付中です。2017年のカレンダーも迫力のロケット画像をお届けしますので、奮って注文ください。(編集長YK)

 

 
<< 目次 >>

1.イベントガイド
 ・みんなのみちびき「みちびきキッズ~ペーパークラフト教室~」開催
 ・おもしろ宇宙実験教室開催(岡山県井原市)

2.JSF活動報告
 ・宇宙実験支援~高性能な排熱システム構築のために~
 ・「宇宙の日」作文絵画コンテスト受賞作品決定
 ・宇宙システムの海外展開支援(トルコ編)
 ・第26回国際宇宙会議(IAC2016)

3.特集
 ・欧州における海洋監視カンファレンスの報告

4.宇宙関連商品紹介
 ・2017年版ロケットカレンダー名入れ印刷受付中

 

 


◇◆1.イベントガイド
◆みんなのみちびき「みちびきキッズ~ペーパークラフト教室~」開催

 

日本版GPS「みちびき」(準天頂衛星システム)が、2018年度からスタートします。
準天頂衛星システムとは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことです。「みちびき」による高精度な衛星測位によって、皆様の暮らしをより便利で快適に支えるための準備が進んでいます。

 

このたび、向井千秋記念子ども科学館にご協力いただき、子どもたちを対象にした準天頂衛星「みちびき」ワークショップを開催することになりました。準天頂衛星「みちびき」のペーパークラフト工作やミニ測位体験ゲームを通じて、楽しみながら「みちびき」についての理解を深めてもらいます。ご参加をお待ちしております。

 

http://michibiki.space/topics/event_papercraft.html
△詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/kagakukan/
△応募方法は「向井千秋記念子ども科学館」ホームページをご覧ください。

 

日時:2016年10月29日(土)
   午前の部 10時~13時30分
   午後の部 13時30分~15時
場所:向井千秋記念子ども科学館(群馬県館林市城町2番2号)

   http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/kagakukan/map/map.htm

講師:宇宙兄さんズ1号2号
   小島俊介氏(公益財団法人日本宇宙少年団 宇宙ホンモノ体験総括)
   小定弘和氏(公益財団法人日本宇宙少年団 副事務局長)
参加費:無料
   ※イベント終了後、館内見学をする場合には別途入館料が必要です。
申込み:2016年10月8日(土)午前9時より募集開始
   向井千秋記念子ども科学館へ直接またはお電話でお申込みください。

   http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/kagakukan/topics/dsp.cgi?dtno=183

対象者:小・中学生(小学2年生以下は保護者同伴)
   ※説明や工作は、主に小学校中学年程度を対象としております。
定員:各回24名(先着順)

 

 
◆おもしろ宇宙実験教室開催(岡山県井原市)

 

JSFは、11月13日(日)に岡山県の井原市美星町で行われる美星ふるさと祭りの会場で「おもしろ宇宙実験教室」を開催します。

 

美星スペースガードセンター(BSGC)がある井原市美星町では毎年10月最終日曜日に、地域の方々が地元物産の販売やボランティア活動等の紹介を行う「美星ふるさと祭り」を開催していますが、今年は岡山県知事選の影響で日程が変更となりました。

 

JSFでは、今年も井原市の協力のもと、BSGCの紹介や宇宙の不思議を紹介する実験教室のブースを設置します。

会場では、美星町特産の野菜、乳製品、高原そばなどがテント村で展示即売されることもあり、天気が良ければ近隣の倉敷市、福山市などからも多くの観光客が訪れて大変盛況になります。お近くの方がいらっしゃれば、ぜひお出かけください。

 

http://www.ibarakankou.jp/data/DH008/DH008.html#event1
△井原市観光協会ホームページ

 

 
◇◆2.JSF活動報告

◆宇宙実験支援~高性能な排熱システム構築のために~

 

これまでの宇宙環境における排熱システムは、熱の運び役として液体だけが使われてきました。
これからは液体と気体を組み合わせた二相流体を用いることで、より強力な排熱システムを作ろうとしています。
そのためには、沸騰現象や二相流という気液混じりの複雑な現象を究明すべく系統的なデータ取得が必要です。

 

この実験では、「きぼう」内に設置されている多目的実験ラックに二相流体を試料として、様々な現象の観察/測定が可能な実験装置を組み込んで行います。

 

加熱部テストセクションには、透明伝熱管と金属管の二種類が用いられます。
透明伝熱管では加熱・気液挙動の観察・管内面温度の測定を同時に行えるようになっています。金属管では通常の加熱条件に加えて、液体がほとんど蒸発するような過酷な条件での実験も行うことができます。

 

この実験で得られた知見は、宇宙で使われる排熱・冷却システム、熱制御機器などの高性能化に役立つだけでなく、地上においてもハイブリッド自動車のインバータ冷却システムや、高発熱密度・大容量冷却システムなどへの展開が期待できます。

 

スペースシャトルでの過去の実験を含めても、微小重力下で世界初の強制流動沸騰実験となる本テーマの装置は、「こうのとり」6号機で打ち上げられる予定で、2016年度内にも実験が開始されることになっています。

 

JSFでは、本実験をはじめ、研究者の実験が成功するよう、様々な支援を行っています。

 

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/application/pm02/Ohta_J.pdf
△実験の紹介ページ

 

 
◆「宇宙の日」作文絵画コンテスト受賞作品決定

 

今年度も「宇宙の日」(9月12日)を記念して、全国の小・中学生を対象にした作文絵画コンテストを実施し、この度、受賞作品が決定しました。

 

作文、絵画ともに「宇宙とわたし」というテーマで募集した今年度の作品ですが、作文の部は1,573点、絵画の部は11,869点の応募があり、それぞれ各9点が各賞を受賞しました。

 

審査委員からも「大いに啓発された」とコメントいただくほど力作ぞろいで、受賞作品は、以下のホームページに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

 

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http://www.jsforum.or.jp/event/spaceday/kekka.html
△「宇宙の日」ホームページ

 

 
◆宇宙システムの海外展開支援(トルコ編)

 

JSFでは、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が進める宇宙システムの海外展開の支援を行っています。

 

内閣府やJAXAからも発表がありましたが、先日トルコで、鶴保宇宙政策担当大臣、アルスラン・トルコ運輸海事通信大臣ご同席のもと、日トルコ宇宙協力会議が行われ、開催に向けた支援を行いました。

 

同会議では、日本とトルコの間の宇宙開発利用や科学技術に関する協力活動について議論した他、JAXAとトルコ運輸海事通信省の間で、「きぼう」利用に関する協力合意が新たに締結されました。

 

http://www.cao.go.jp/minister/1608_y_tsuruho/photo/2016-008.html
△内閣府のページ
http://www.jaxa.jp/press/2016/09/20160909_turkey_j.html
△JAXAのページ

 

 
◆第26回国際宇宙会議(IAC2016)

 

9月26日~30日にメキシコ合衆国グアダラハラ市で第26回国際宇宙会議(IAC2016)が行われ、JSFでは、JAXAの展示ブースの運営支援を行いました。

 

会期中は、JAXAと国際連合宇宙部(UNOOSA)が共同でメディアブリーフィングを開催し、KiboCUBE(※)の紹介とともに、KiboCUBEの第2回の募集が発表されました。

 

(※)JAXAとUNOOSAは、昨年9月より3年間にわたり、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出利用機会の提供に関する連携協力(KiboCUBE)を進めています。

 

http://www.unoosa.org/oosa/en/ourwork/psa/hsti/kibocube.html
△国際連合宇宙部ホームページ

 

 

◇◆3.特集

◆欧州における海洋監視カンファレンスの報告

 

9月27、28日にイタリア・ローマで開催された国際カンファレンス「Maritime Reconnaissance and Surveillance 2016 」にJSFの職員が参加し、特に宇宙を利用した海洋監視についての情報収集を行いました。

 

同カンファレンスは、マルチプラットフォーム、マルチセンサによるインテリジェンス、監視、偵察(ISR:Intelligence, Surveillance and Reconnaissance)データの活用による統合的海洋監視を検討することを目的としたカンファレンスで、今回で14回を数え、海洋監視コミュニティが直面する新たな脅威や、より複雑なチャレンジにいかに対応するのかについての議論が行われました。

 

登壇した米海軍研究所のDr. John Mittlemanは海洋監視の実際の運用において、宇宙技術も含めて、どのようなデータを使えばコスト期待値を最小にしてミッションを遂行できるかの関する方法論について発表を行い、データを利用可能な情報、そして知識に変換することの重要性を説明しました。

 

また、グローバルに衛星ベースの海洋監視情報を共有することを目指した国際協力イニシアチブであるC-SIGMAの提唱者である元米沿岸警備隊のProf.Guy Thomasは、宇宙システムは地上のシステムよりも数倍効率的に意思決定に必要な情報を抽出でき、燃料、時間、装備を節約できるとし、商用宇宙データを用いた海洋監視の重要性について講演を行いました。

 

今回のカンファレンスは欧州で開催されましたが、欧州においては、アフリカや中東などからの移民・難民の流入が最大の課題となっており、海洋からの移民・難民をいかに安全に救助するかということが大きなテーマであると認識しました。

 

カンファレンスには欧米のみならず、タイやインドネシアなどアジア地域からの海軍、沿岸警備隊関係者が多く出席しており、宇宙をメインテーマにした会議とは異なった趣きの新鮮な会議でした。

 

IMG_7349.JPG

 

また、併せて、9月30日に欧州委員会(EC)の研究所「Joint Research Centre (JRC)」を訪問・視察し、情報収集を行いました。
JRC は民間、商業、国家の利益とは独立した組織として活動しており、宇宙を用いた海洋監視や衛星測位など幅広い科学技術の社会実装のための評価や実証などを多く手掛けています。今後、JRCとJSFとの協力関係の構築を目指していきたいと思います。

 

IMG_7422.JPG

 

 
◇◆4.宇宙関連商品紹介

◆2017年版ロケットカレンダー名入れ印刷受付中

 

毎年ご好評をいただいておりますロケットカレンダーにつきまして、2017年版の名入れ印刷の受付を行っております。

 

今年は、「ニッポンの技術力」と題し、昨年同様、ロケットや「こうのとり」、「きぼう」などの写真をダイナミックに配した迫力あるカレンダーとなっております。
名入れ印刷は、一般販売価格に比べて大変お得な価格となっておりますので、企業様や団体様などで、年末のご挨拶品やご贈答品としてぜひご活用ください。

 

http://www.jsforum.or.jp/2016/09/calendar_design.pdf
△デザインはこちら
http://www.jsforum.or.jp/2016/09/calendar_form.pdf
△注文書はこちら

 

なお、個人の方向けの販売につきましては、株式会社ビー・シー・シーが運営する「宇宙の店」で行いますので、今しばらくお待ちください。
http://spacegoods.net/
△宇宙の店

 

 
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