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2016.06.15
お知らせ「JSFだより 第81号」を発行しました
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「JSFだより 第81号」を発行しました。

定期購読をご希望の方は、こちらからご登録ください。
http://www.jsforum.or.jp/magazine.html

 

 

◆◇◆   JSFだより 第81号



                                      発行:2016年6月15日
                                      一般財団法人  日本宇宙フォーラム


JSFでは、宇宙を用いた国内外への人材育成・教育事業に力をいれています。本
メルマガでも取り上げた宇宙講座を始め、海外の宇宙新興国向けの人材育成を積極
的に展開していきたいと考えております。ご興味の方は是非JSFまでお声掛けく
ださい。(編集長YK)


<< 目次 >>

1.イベントガイド
・「宇宙の日」作文絵画コンテスト作品募集
  ・星の町で体験する「星の学校」2016参加者募集
  ・無重力簡易実験参加者募集
・クリスマスレクチャー2016日本公演

2.JSF活動報告
・中央区小学校科学教室サイエンスショー
・宇宙実験支援~「きぼう」初の燃焼実験~
・パソナ宇宙講座

3.特集
・スペースデブリ(宇宙ゴミ)の世界

4.紹介コーナー
・「理事長の独り言」第14号掲載のお知らせ


◇◆1.イベントガイド

◆「宇宙の日」作文絵画コンテスト作品募集

9月12日「宇宙の日」を記念した全国小・中学生作文絵画コンテストを毎年開催
しています。

今年のテーマは、「宇宙とわたし」になりました。
わたしたち人類は、宇宙へ大きな一歩を踏み出しました。
現在、ロケットが地球から打ち上がり、国際宇宙ステーションや人工衛星が地球の
周りを回っています。国際宇宙ステーションでは宇宙飛行士が生活し、地球を飛び
出した探査機は新しい宇宙の姿を見せてくれます。
わたしたちは光や電波で宇宙を観測し、最近では重力波の観測も始まりましたが、
宇宙はまだまだ未知の世界です。宇宙の果ては光でも138億年かかるほど遠く、
宇宙の約95%はなぞのままです。
将来、皆さんは宇宙とどのようにかかわりますか?ロケットや宇宙船を作りますか?
宇宙で暮らしますか?わたしたちの生活を豊かに安全にする人工衛星を開発します
か?宇宙のなぞに挑みますか?皆さんが望む宇宙とのかかわりについて作文や絵画
に書いてみませんか?

このコンテストは全国の小・中学生の児童・生徒の方ならどなたでも参加できます。
今年の応募締め切りは2016年7月31日(日)必着です。お近くの応募科学館
にご応募ください。皆さまのご参加をお待ちしています。

http://www.jsforum.or.jp/event/spaceday/oubo.html
△応募方法は、「宇宙の日」ホームページをご覧ください。


◆星の町で体験する「星の学校」2016参加者募集

JSFは、8月8日(月)~10日(水)の3日間の日程で宇宙を科学的に調べる
観測研究体験プログラム「星の学校」を開催します。
高校生が自分たちで望遠鏡を操作し、得られたデータを解析して、どのようなこと
が分かるのかを自分たちで探求します。
関心のある高校生がいらっしゃいましたら、ぜひご案内いただきたく、お願い申し
上げます。

日 時:8月8日(月)~8月10日(水)
場 所:美星天文台、美星スペースガードセンター(岡山県井原市美星町)
対 象:天体観測や宇宙に興味のある高校生
参加費:7,000円(宿泊費、朝食、昼食、保険料、雑費込み)※夕食代別途
定 員:8名

※お申し込みは、7月25日(月)17時までにFAX、郵送、Eメールで提出書
類をご提出ください。提出書類(作文)による選考を行います。結果は7月29
日(金)までに決定し、お知らせします。

http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/event/2016/school/
△詳しくはホームページをご覧ください。


◆無重力簡易実験参加者募集

航空機を放物線飛行(パラボリックフライト)させることにより無重力環境を作り
出すことができ、無重力空間でさまざまな実験を行うことができます。
現在、8月20日(土)に実施する無重力簡易実験への参加者を募集中です。
みなさまのご参加をお待ちしております!

日 時:8月20日(土)9:30頃集合、15:45頃解散
場 所:県営名古屋空港(愛知県西春日井郡豊山町) 
対 象:10歳~70歳
参加費:407,000円(消費税込み)/人
定 員:7名

http://www.jsforum.or.jp/other/oubo.html
△詳しくはホームページをご覧ください。


◆クリスマスレクチャー2016日本公演

英国で190年以上続く人気の科学実験講座「クリスマス・レクチャー」を日本で
再現!
子どもたちに科学のおもしろさを伝え続けているこのイベントは、イギリスでは1
826年以来190回以上も続いており、日本では今回で26回目の開催となりま
す。JSFでは、このイベントに協力しています。

今回のテーマは「宇宙でいかに生き抜くか」。
東京・名古屋の2会場での開催です。
それぞれ事前申し込みが必要ですので、詳しくはホームページををご確認ください。

http://event.yomiuri.co.jp/CL/
△第26回英国科学実験講座 クリスマスレクチャー2016日本公演


◇◆2.JSF活動報告

◆中央区小学校科学教室サイエンスショー

6月4日(土)、中央区立教育センター(東京都中央区明石町)にて、JSFが企
画・運営を支援させていただいた「平成28年度小学校科学教室サイエンスショー
」が開催されました。
このサイエンスショーは中央区内の小学生を対象に毎年開催されるもので、今年で
9回目となります。

サイエンスライターとしてマルチな活動を行う山田ふしぎさんを講師に迎え、宇宙
の不思議を体験できる実験を行いました。真空に近い状態を再現して宇宙服の必要
性を学習したり、水素と酸素を混合してロケット打ち上げのパワーを体感したりと、
楽しく学んでいただきました。参加した5年生児童88名は、その巧みな語り口に
引き込まれ、終了後には講師を質問攻めにしていました。

もうすっかり毎年恒例となったこの行事、子どもたちがこのイベントをきっかけに
科学の面白さに目覚めてくれることを期待しています。


◆宇宙実験支援~「きぼう」初の燃焼実験~

2015年8月に「こうのとり」5号機で打ち上げられた「液滴燃焼実験装置」を
利用して、「きぼう」初の燃焼実験が予定されており、JSFではこの実験の支援
をしています。
宇宙では熱による対流や重力による液滴の変形が生じにくいため、地上では極めて
複雑な現象である燃焼過程を比較的シンプルな考え方で模擬することが可能となり
ます。今回の実験では液滴群の燃え広がり現象の本質を捉えることを目指しており、
現象が解明されれば、将来的には高効率で環境にやさしいエンジンの開発にも大き
く寄与するものと期待されています。

実験の燃料となるデカン(溶剤などとして用いられる無色の液体)の液滴が空中に
漂わないように、特殊な糸の所定の位置にそれぞれ決められた大きさの液滴を付着
させ、うち1滴のデカンに着火します。液滴の配置の違いによる火炎の燃え広がり
方や、燃焼中に液滴が動く現象を調べるなど、さまざまなパターンの実験を行いま
す。

この実験で使用するカメラなどは、スペースX社のファルコン9ロケットで別に打
ち上げ予定でしたが、これらを搭載したロケットが2015年6月に打ち上げに失
敗したため、現在はバックアップ品や製作し直した部品等を改めて打ち上げる準備
を進めています。これらの打ち上げとその後の組み立て、さらに機能検証が順調に
進めば、いよいよ最初の燃焼実験を開始できる見込みです。
みなさんに美しい火炎の映像をご覧いただく予定ですのでどうぞご期待ください。

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/application/pm02/Mikami_J.pdf
△実験の紹介資料(PDFファイル)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/060/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/01/05/1354053_3.pdf
△実験装置の安全審査結果報告資料(PDFファイル)※上記URLの3ページ目
に航空機実験により観察された液滴群の火炎燃え拡がりの写真があります。


◆パソナ宇宙講座

「JAXA作成テキストで学ぶ、宇宙開発概論と宇宙利用の基礎知識」と題して、
株式会社パソナ主催により3回シリーズで実施している宇宙講座ですが、5月21
日(土)に1回目、6月11日(土)に2回目が終了しました。

https://pasonaevent.force.com/EventDetail?hideDetail=false&id=a002800000VFfKn&__hstc=157246116.927cb6d19a23ca6b61beed3ade0c84e5.1464576526795.1464576526795.1464576526795.1&__hssc=157246116.1.1464576526796&__hsfp=664928119&_ga=1.69329808.1825859605.1464576524
△パソナ宇宙講座のページ(申し込みは終了しています)

JSFではこのセミナーに講師を派遣し、セミナーの運営支援を行っておりますが、
約25名の参加者のみなさんは、宇宙開発の歴史や未来、ロケット、人工衛星、国
際宇宙ステーションなど、宇宙開発の基礎を学習しました。

今回のシリーズはすでに申し込みが終了しておりますが、同社ではさらなるシリー
ズの開催も検討しているとのこと。
またJSFでは、「JAXA作成テキスト」を用いて宇宙開発に関する様々な講義
を提供することができますので、科学館や企業での職員教育、社員教育等にお役立
てください。目的や人数、時間数、ご予算等に応じて最適なコースをアレンジいた
します。

http://www.jsforum.or.jp/info/2016/jsf-lecture.html
△詳しくはホームページをご覧ください。


◇◆3.特集

◆スペースデブリ(宇宙ゴミ)の世界

人類初の人工衛星スプートニク1号が打ち上がった1957年10月4日から20
16年1月1日の間、5,160件以上の宇宙ミッションが実施されました。
この間、40,000個以上の物体が米国宇宙監視網(SSN)によりカタログ化
され、そのうち17,255個の軌道が同定されています。

驚くことに、軌道上で把握されているデブリのおよそ1/3は、ほんの10件の破
砕事故で発生したもので占められています。この中でも中国が2007年1月に実
施した「風雲1C」の衛星破壊実験で発生したものが飛びぬけて多くのデブリを発
生させており、軌道上デブリのおよそ20%がこの実験により発生したものです。
史上2番目と4番目に多くのデブリを発生させたのは、2009年2月に発生した
「Cosmos2251」と「Iridium 33」の史上初の衛星衝突事故で
す。この事故で発生したデブリは、それぞれ68%と58%がまだ軌道上に残って
います。これは、衝突事故が発生した高度が高かったためで、数十年の間、軌道上
の衛星に脅威を与えているものと考えられています(注:「風雲1C」の破壊実験
は更に高度が高いため、80%が残っています)。
ちなみに、史上3番目に多くのデブリを発生させた「STE-2ロケットボディ」
の場合は、比較的低高度で破砕が発生したため、軌道上に残っているデブリはそれ
ほど多くありません。また、「STEP-2ロケットボディ」よりも低軌道で破砕
事故が発生した「Cosmos2421」の場合は、事故が発生した当時509個
のデブリが軌道上に存在しましたが、現時点では1個も残っていません。これも前
例と同様で、低軌道だと大気抵抗により短期間で減速して地球に落下し、燃え尽き
るためと考えられています。

表1は破砕事故が発生した際にカタログ化されたデブリ数、表2は現時点で軌道上
に存在するデブリ数によるランキングです。表1と表2を比較すると、比較的高い
高度で破砕事故が発生したデブリは長期間軌道上にあることが分かりますが、これ
が運用衛星に長期間脅威を与える続けることになるわけです。

宇宙デブリによる宇宙環境の急激な悪化が、今後の宇宙開発にとって大変な脅威と
なっており、現在国際間でこれらの対策のための議論が行われているほか、研究機
関や企業において、デブリ除去技術の研究開発が進められています。

▽表1 衛星破砕事故TOP10(カタログ化数、2016年1月4日現在)

名前           破砕年 破砕高度 カタログデブリ 軌道上にある 破砕原因
                                    (km)      合計数(SSN)   デブリ数
01 風雲1C           2007   850    3428       2880     意図的破壊
02 Cosmos2251            2009   790    1668            1141         偶発的衝突
03 STEP-2ロケットボディ    1996     625       754              84         自己破砕 
04 Iridium33               2009     790        628             364         偶発的衝突
05 Cosmos2421        2008   410        509               0         不明
06 SPOT-1ロケットボディ   1986   805       498              32         自己破砕
07 OV2-1/LCS2ロケットボディ 1965   740        473              33         自己破砕
08 CBER1/SACI1ロケットボディ 2000     740        431             210         自己破砕
09 Nimbus4ロケットボディ   1970    1075        376             235         自己破砕
10 TESロケットボディ     2001     670        372              80         自己破砕
合計                     9173       5059

▽表2 衛星破砕事故TOP10(軌道上残数、2016年1月4日現在)

名前           破砕年 破砕高度 軌道上にある デブリカタログ  破砕原因
                                    (km)      デブリ数    合計数(SSN)
01 風雲1C           2007   850    2880       2880     意図的破壊
02 Cosmos2251            2009   790    1141              1141         偶発的衝突
03 Iridium33               2009     790        364               364         偶発的衝突 
04 Cosmos1275              1981     980        289               346         バッテリ爆発
05 Nimbus4ロケットボディ   1970    1075        235               235         自己破砕
06 CBER1/SACI1ロケットボディ 2000     740        210               210         自己破砕
07 Cosmos2227ロケットボディ* 1992   830        199               279         自己破砕
08 Nimbus6ロケットボディ   1991    1090        199               274         自己破砕
09 NOAA3ロケットボディ    1973    1515        179               201         自己破砕
10 NOAA5ロケットボディ    1977    1510        174               184         自己破砕
   合計                     5870       7815

(注)
意図的破壊:地上からのミサイルで破壊
偶発的衝突:予測不能な衝突
自己破砕 :衛星やロケットボディの構成機器が経年劣化等により発生する爆発的
破砕(どの機器かは不明)

* SL-16 Zenit第2段との複合事故と関連づけられている。
「NASA Orbital Debris Quartly News Volume20,Issue1&2 April 2016」より


◇◆4.紹介コーナー

◆「理事長の独り言」第14号掲載のお知らせ

「理事長の独り言」と題して、JSF理事長が執筆するコラムをホームページに掲
載しております。現在新たに第14号を掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://www.jsforum.or.jp/info/2016/14.html
△【第14号】Space(スペース)X社の挑戦-H3はどう対抗するのか?



■…HTML版はこちらで公開中です(写真も掲載しております)
http://www.jsforum.or.jp/info/2016/jsf81.html
■…配信停止はこちらへ
    https://d.blayn.jp/bm/p/f/tf.php?id=jsforum
■…ご意見・ご要望はこちらへ
    jsf-mm@jsforum.or.jp

発行:(一財)日本宇宙フォーラム
http://www.jsforum.or.jp/
人と宇宙をもっと身近に。

 

                                          発行:2016年6月15日

                                          一般財団法人  日本宇宙フォーラム

  

JSFでは、宇宙を用いた国内外への人材育成・教育事業に力をいれています。本メルマガでも取り上げた宇宙講座を始め、海外の宇宙新興国向けの人材育成を積極的に展開していきたいと考えております。ご興味の方は是非JSFまでお声掛けください。(編集長YK)

 

 

<< 目次 >>

 

1.イベントガイド

 ・「宇宙の日」作文絵画コンテスト作品募集

 ・星の町で体験する「星の学校」2016参加者募集

 ・無重力簡易実験参加者募集

 ・クリスマスレクチャー2016日本公演

 

2.JSF活動報告

 ・中央区小学校科学教室サイエンスショー

 ・宇宙実験支援~「きぼう」初の燃焼実験~

 ・パソナ宇宙講座

 

3.特集

 ・スペースデブリ(宇宙ゴミ)の世界

 

4.紹介コーナー

 ・「理事長の独り言」第14号掲載のお知らせ

 

 

◇◆1.イベントガイド


◆「宇宙の日」作文絵画コンテスト作品募集

 

9月12日「宇宙の日」を記念した全国小・中学生作文絵画コンテストを毎年開催しています。

 

今年のテーマは、「宇宙とわたし」になりました。

わたしたち人類は、宇宙へ大きな一歩を踏み出しました。

現在、ロケットが地球から打ち上がり、国際宇宙ステーションや人工衛星が地球の周りを回っています。国際宇宙ステーションでは宇宙飛行士が生活し、地球を飛び出した探査機は新しい宇宙の姿を見せてくれます。

わたしたちは光や電波で宇宙を観測し、最近では重力波の観測も始まりましたが、宇宙はまだまだ未知の世界です。宇宙の果ては光でも138億年かかるほど遠く、宇宙の約95%はなぞのままです。

将来、皆さんは宇宙とどのようにかかわりますか?ロケットや宇宙船を作りますか?宇宙で暮らしますか?わたしたちの生活を豊かに安全にする人工衛星を開発しますか?宇宙のなぞに挑みますか?皆さんが望む宇宙とのかかわりについて作文や絵画に書いてみませんか?

 

このコンテストは全国の小・中学生の児童・生徒の方ならどなたでも参加できます。

今年の応募締め切りは2016年7月31日(日)必着です。お近くの応募科学館にご応募ください。皆さまのご参加をお待ちしています。

 

http://www.jsforum.or.jp/event/spaceday/oubo.html

△応募方法は、「宇宙の日」ホームページをご覧ください。

 

 

◆星の町で体験する「星の学校」2016参加者募集

 

JSFは、8月8日(月)~10日(水)の3日間の日程で宇宙を科学的に調べる観測研究体験プログラム「星の学校」を開催します。

高校生が自分たちで望遠鏡を操作し、得られたデータを解析して、どのようなことが分かるのかを自分たちで探求します。

関心のある高校生がいらっしゃいましたら、ぜひご案内いただきたく、お願い申し上げます。

 

日 時:8月8日(月)~8月10日(水)

場 所:美星天文台、美星スペースガードセンター(岡山県井原市美星町)

対 象:天体観測や宇宙に興味のある高校生

参加費:7,000円(宿泊費、朝食、昼食、保険料、雑費込み)※夕食代別途

定 員:8名

 

※お申し込みは、7月25日(月)17時までにFAX、郵送、Eメールで提出書類をご提出ください。提出書類(作文)による選考を行います。結果は7月29日(金)までに決定し、お知らせします。

 

http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/event/2016/school/

△詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

◆無重力簡易実験参加者募集

 

航空機を放物線飛行(パラボリックフライト)させることにより無重力環境を作り出すことができ、無重力空間でさまざまな実験を行うことができます。

現在、8月20日(土)に実施する無重力簡易実験への参加者を募集中です。

みなさまのご参加をお待ちしております!

 

日 時:8月20日(土)9:30頃集合、15:45頃解散

場 所:県営名古屋空港(愛知県西春日井郡豊山町) 

対 象:10歳~70歳

参加費:407,000円(消費税込み)/人

定 員:7名

 

http://www.jsforum.or.jp/other/oubo.html

△詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

◆クリスマスレクチャー2016日本公演

 

英国で190年以上続く人気の科学実験講座「クリスマス・レクチャー」を日本で再現!

子どもたちに科学のおもしろさを伝え続けているこのイベントは、イギリスでは1826年以来190回以上も続いており、日本では今回で26回目の開催となります。JSFでは、このイベントに協力しています。

 

今回のテーマは「宇宙でいかに生き抜くか」。

東京・名古屋の2会場での開催です。

それぞれ事前申し込みが必要ですので、詳しくはホームページををご確認ください。

 

http://event.yomiuri.co.jp/CL/

△第26回英国科学実験講座 クリスマスレクチャー2016日本公演

 

 

◇◆2.JSF活動報告


◆中央区小学校科学教室サイエンスショー

 

6月4日(土)、中央区立教育センター(東京都中央区明石町)にて、JSFが企画・運営を支援させていただいた「平成28年度小学校科学教室サイエンスショー」が開催されました。

このサイエンスショーは中央区内の小学生を対象に毎年開催されるもので、今年で9回目となります。

 

サイエンスライターとしてマルチな活動を行う山田ふしぎさんを講師に迎え、宇宙の不思議を体験できる実験を行いました。真空に近い状態を再現して宇宙服の必要性を学習したり、水素と酸素を混合してロケット打ち上げのパワーを体感したりと、楽しく学んでいただきました。参加した5年生児童88名は、その巧みな語り口に引き込まれ、終了後には講師を質問攻めにしていました。

 

もうすっかり毎年恒例となったこの行事、子どもたちがこのイベントをきっかけに科学の面白さに目覚めてくれることを期待しています。

 

Science_Show1.JPG Science_Show2.JPG

 

 

◆宇宙実験支援~「きぼう」初の燃焼実験~

 

2015年8月に「こうのとり」5号機で打ち上げられた「液滴燃焼実験装置」を利用して、「きぼう」初の燃焼実験が予定されており、JSFではこの実験の支援をしています。

宇宙では熱による対流や重力による液滴の変形が生じにくいため、地上では極めて複雑な現象である燃焼過程を比較的シンプルな考え方で模擬することが可能となります。今回の実験では液滴群の燃え広がり現象の本質を捉えることを目指しており、現象が解明されれば、将来的には高効率で環境にやさしいエンジンの開発にも大きく寄与するものと期待されています。

 

実験の燃料となるデカン(溶剤などとして用いられる無色の液体)の液滴が空中に漂わないように、特殊な糸の所定の位置にそれぞれ決められた大きさの液滴を付着させ、うち1滴のデカンに着火します。液滴の配置の違いによる火炎の燃え広がり方や、燃焼中に液滴が動く現象を調べるなど、さまざまなパターンの実験を行います。

 

この実験で使用するカメラなどは、スペースX社のファルコン9ロケットで別に打ち上げ予定でしたが、これらを搭載したロケットが2015年6月に打ち上げに失敗したため、現在はバックアップ品や製作し直した部品等を改めて打ち上げる準備を進めています。これらの打ち上げとその後の組み立て、さらに機能検証が順調に進めば、いよいよ最初の燃焼実験を開始できる見込みです。

みなさんに美しい火炎の映像をご覧いただく予定ですのでどうぞご期待ください。

 

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/application/pm02/Mikami_J.pdf

△実験の紹介資料(PDFファイル)

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/060/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2015/01/05/1354053_3.pdf

△実験装置の安全審査結果報告資料(PDFファイル)※上記URLの3ページ目に航空機実験により観察された液滴群の火炎燃え拡がりの写真があります。

 

 

◆パソナ宇宙講座

 

「JAXA作成テキストで学ぶ、宇宙開発概論と宇宙利用の基礎知識」と題して、株式会社パソナ主催により3回シリーズで実施している宇宙講座ですが、5月21日(土)に1回目、6月11日(土)に2回目が終了しました。

 

https://pasonaevent.force.com/EventDetail?hideDetail=false&id=a002800000VFfKn&__hstc=157246116.927cb6d19a23ca6b61beed3ade0c84e5.1464576526795.1464576526795.1464576526795.1&__hssc=157246116.1.1464576526796&__hsfp=664928119&_ga=1.69329808.1825859605.1464576524

△パソナ宇宙講座のページ(申し込みは終了しています)

 

JSFではこのセミナーに講師を派遣し、セミナーの運営支援を行っておりますが、約25名の参加者のみなさんは、宇宙開発の歴史や未来、ロケット、人工衛星、国際宇宙ステーションなど、宇宙開発の基礎を学習しました。

 

今回のシリーズはすでに申し込みが終了しておりますが、同社ではさらなるシリーズの開催も検討しているとのこと。

またJSFでは、「JAXA作成テキスト」を用いて宇宙開発に関する様々な講義を提供することができますので、科学館や企業での職員教育、社員教育等にお役立てください。目的や人数、時間数、ご予算等に応じて最適なコースをアレンジいたします。

 

http://www.jsforum.or.jp/info/2016/jsf-lecture.html

△詳しくはホームページをご覧ください。

 

Pasona1.JPG Pasona2.JPG

 

 

 

◇◆3.特集


◆スペースデブリ(宇宙ゴミ)の世界

 

人類初の人工衛星スプートニク1号が打ち上がった1957年10月4日から2016年1月1日の間、5,160件以上の宇宙ミッションが実施されました。

この間、40,000個以上の物体が米国宇宙監視網(SSN)によりカタログ化され、そのうち17,255個の軌道が同定されています。

 

驚くことに、軌道上で把握されているデブリのおよそ1/3は、ほんの10件の破砕事故で発生したもので占められています。この中でも中国が2007年1月に実施した「風雲1C」の衛星破壊実験で発生したものが飛びぬけて多くのデブリを発生させており、軌道上デブリのおよそ20%がこの実験により発生したものです。

史上2番目と4番目に多くのデブリを発生させたのは、2009年2月に発生した「Cosmos2251」と「Iridium 33」の史上初の衛星衝突事故です。この事故で発生したデブリは、それぞれ68%と58%がまだ軌道上に残っています。これは、衝突事故が発生した高度が高かったためで、数十年の間、軌道上の衛星に脅威を与えているものと考えられています(注:「風雲1C」の破壊実験は更に高度が高いため、80%が残っています)。

ちなみに、史上3番目に多くのデブリを発生させた「STE-2ロケットボディ」の場合は、比較的低高度で破砕が発生したため、軌道上に残っているデブリはそれほど多くありません。また、「STEP-2ロケットボディ」よりも低軌道で破砕事故が発生した「Cosmos2421」の場合は、事故が発生した当時509個のデブリが軌道上に存在しましたが、現時点では1個も残っていません。これも前例と同様で、低軌道だと大気抵抗により短期間で減速して地球に落下し、燃え尽きるためと考えられています。

 

表1は破砕事故が発生した際にカタログ化されたデブリ数、表2は現時点で軌道上に存在するデブリ数によるランキングです。表1と表2を比較すると、比較的高い高度で破砕事故が発生したデブリは長期間軌道上にあることが分かりますが、これが運用衛星に長期間脅威を与える続けることになるわけです。

 

宇宙デブリによる宇宙環境の急激な悪化が、今後の宇宙開発にとって大変な脅威となっており、現在国際間でこれらの対策のための議論が行われているほか、研究機関や企業において、デブリ除去技術の研究開発が進められています。

 

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◇◆4.紹介コーナー


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「理事長の独り言」と題して、JSF理事長が執筆するコラムをホームページに掲載しております。現在新たに第14号を掲載中ですので、ぜひご覧ください。

 

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