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2015.11.16
お知らせ「JSFだより 第74号」を発行しました

「JSFだより第74号」を発行しました。
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http://www.jsforum.or.jp/magazine.html

 

◆◇◆      JSFだより 第74号


                                      発行:2015年11月16日
                                      一般財団法人  日本宇宙フォーラム


早いもので、今年もあと1か月半となりました。JSFが企画したロケットフォトカレンダーの一般販売を開始いたしましたので、ぜひお求めくださいませ。
(詳細は、本メールマガジンの「5.宇宙関連商品紹介」をご覧ください)

また11月24日(火)には、カナダの通信放送衛星を搭載したH-IIAロケット29号機が種子島宇宙センターから打ち上げられる予定になっており、今回は、打ち上げ性能
を向上した機体が使われることになっています。打ち上げの模様は、インターネット中継やパブリックビューイングでご覧いただけますので、ぜひお楽しみください。
(編集長YK)

http://fanfun.jaxa.jp/countdown/f29/f29_live.html
△H-IIAロケット29号機 ライブ中継


<< 目次 >>

1.イベントガイド
 ・福井県児童科学館 特別企画展で「月の石」「月の砂」を公開 

2.JSF活動報告
 ・おもしろ宇宙実験教室
 ・宇宙実験支援~無重力で物質の拡がり方の謎を調べる~
 ・フクオカサイエンスマンス2015
 ・SPACETIDE2015

3.特集
 ・デブリ季報

4.紹介コーナー
 ・「理事長の独り言」第5号掲載のお知らせ

5.宇宙関連商品紹介
 ・2016ロケットフォトカレンダー


◇◆1.イベントガイド

◆福井県児童科学館 特別企画展で「月の石」「月の砂」を公開

福井県児童科学館(福井県坂井市)では、「月」をテーマにした特別企画展「宇宙開発物語~月への挑戦~」が開催されます。
この展示会は、JSFがNASA及びロシア科学アカデミーの協力を得て推進するオリジナル企画です。

展示の目玉は、北陸初公開となるアメリカのアポロ15号及び16号で採取された「月の石」、旧ソ連のルナ24号で採取された「月の砂」です。
同館では、会期中に「青少年のための科学の祭典2015福井大会」(11月21日(土)~23日(月))も同時開催されます。
科学の楽しさ、おもしろさがいっぱいの福井に、ぜひ足を運んではいかがでしょうか。

会期:平成27年11月20日(金)~29日(日) 9:30~17:00
会場:福井県児童科学館1階 ファンタジーエッグ

http://angelland.or.jp/
△詳細は上記ホームページをご覧ください。


◇◆2.JSF活動報告

◆おもしろ宇宙実験教室

JSFは、10月25日(日)に岡山県の井原市美星ふるさと祭り会場で「おもしろ宇宙実験教室」を開催しました。
美星スペースガードセンター(BSGC)がある美星町では毎年10月最終日曜日に、地域の方々が地元の物産の販売やボランティア活動等の紹介を行う「美星ふるさと祭り」を開催しています。

JSFでは、今年も井原市の協力のもと、BSGCの紹介や宇宙の不思議を紹介する実験教室のブースを設置しました。実は毎年、雨にたたられてしまうイベントなのですが、今年は5年ぶりに雨の心配なしに開催することができました。
22,000人の人出だったそうで、実験教室や工作教室は、ブースが満席になる盛況ぶりでした。

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◆宇宙実験支援~無重力で物質の拡がり方の謎を調べる~

物質の拡がり方は複雑で、不思議な現象です。容器に物質を入れ、場所によって温度を変えると、場所ごとに物質の濃度が変化します。温度によって物質の拡がりかた(拡散)が違うのです。この現象は、ソーレ効果と呼ばれていますが、液体においてこの現象がどのように生じているのかはまだ解明されていません。

国際宇宙ステーションにある「きぼう」日本実験棟では、これを解明する実験が行われていて、JSFではこの実験を支援し、研究者とともにデータ取得を行っています。

この実験をとおして、対流効果が生じない微小重力環境で正確にこの現象を理解することにより、工業製品の品質向上等に貢献することが期待されています。

http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/second/soret-facet/
△実験の紹介ページ


◆フクオカサイエンスマンス2015

11月7日(土)~8日(日)に、福岡県で「サイエンスマンス2015」が開催され、会場であるクローバープラザ(福岡県春日市)は巨大科学実験室に大変身しました。これは、福岡県が子どもたちに科学に親しんでもらうために毎年開催しているもので、今年で20周年。メインテーマを「宇宙」として、エアドーム型の巨大プラネタリウムや、小惑星探査機「はやぶさ2」の模型展示、サイエンスエキスパートによるトークライブや実験教室など、盛りだくさんの2日間です。JSFは、このイベントの開催支援をいたしました。

アリーナ棟大ホールでは宇宙コーナーとして、宇宙飛行士や「はやぶさ」を紹介する模型やグラフィックとともに、当財団所有の実物大顔出し宇宙服や「はやぶさ」1/2スケール模型を展示し、多くの方々が写真撮影をしていらっしゃしました。
また、今回は地元の取り組みの紹介として、九州工業大学に展示協力を依頼したところ、これを御快諾いただき、「鳳龍四号」と「あおば」の展示が実現しました。
ちなみに、「鳳龍四号」はASTRO-Hの相乗り小型副衛星として打ち上げが決定しており、「あおば」は、南洋理工大学(シンガポール)と共同で開発中とのことで、今後も目が離せません。

クローバーホールでは「サイエンス・トークライブ」と銘打って、JSF主任研究員の寺門和夫氏による「集まれ!未来の宇宙飛行士たち」が開催されました。センター棟では、科学工作教室&実験教室として、「宇宙ペーパークラフト教室『はやぶさ2』を作ろう!」、「宇宙食を体験しよう 宇宙食を通して宇宙の暮らしを知ろう」が開催され、いずれのイベントもたくさんの子どもたちが保護者と一緒に楽しみながら、宇宙に理解を深めていました。

おりしも、今月末にH-IIAロケット29号機の打ち上げ、来月には「はやぶさ2」地球スイングバイと「あかつき」金星軌道再投入、油井宇宙飛行士の地球帰還などイベントが目白押しです。この「サイエンスマンス2015」での体験をきっかけに、宇宙見上げる子どもたちが増えてくれると、担当者としてもうれしい限りです。

FUKUOKA1.jpgFUKUOKA2.jpg


◆SPACETIDE2015

10月26日(月)、TOKYO DESIGN WEEKが行われている神宮外苑の会場で、宇宙ビジネスに関するカンファレンス「SPACETIDE(スペースタイド)2015」が開催されました。
日本でも多くの宇宙ベンチャーが誕生し、投資家が投資を行い、異業種の参入も始まっている中、これらの産業のプラットフォームとなる場を作り、発展を促したいという思いで行われたこのカンファレンス。
当日は、宇宙ベンチャーを中心に、投資家やエンジニア、研究者がパネルディスカッションを行ったほか、米XPRIZE foundationとその参戦チームにも登壇いただき、熱い議論が交わされました。
スペシャルゲストとして島尻宇宙政策担当大臣にもお越しいただいたほか、当日は450名もの皆様にご来場いただき、そのうち6割が宇宙産業にかかわっていない方々であったことは、異業種からの宇宙産業への期待の高さが伺えます。
JSFでは、このカンファレンスの運営支援をいたしましたが、JSFの経営理念である「宇宙」と「それを利用したいと考えている皆様」とを結びつける「架け橋」になるという使命のもと、今後もこのような活動を続けていきたいと考えています。

https://www.youtube.com/watch?v=sBV_q0UtN_s
△カンファレンスの様子は、上記サイトからご覧いただけます。

SPACETIDE1.jpgSPACETIDE2.jpg


◇◆3.特集

◆デブリ季報

■国際宇宙ステーション、デブリ回避のための2回の軌道変更と補給船への緊急避難

2015年4月23日、国際宇宙ステーション(ISS)は、旧ソ連の気象衛星から発生した8cmほどのデブリを避けるために、軌道変更(回避マヌーバ)を行いました。
この回避マヌーバは、ISSに係留しているプログレス補給船のエンジンを2分20秒噴射することで行われ、ISSの高度はおよそ500m上昇しました。

2015年6月8日には、2013年11月19日に米空軍の地球観測衛星を打ち上げたロケットの残骸がISSに衝突するのを避けるために、前述したものと同じ補給船のエンジンを使って、軌道変更(回避マヌーバ)を行いました。

2015年7月16日には、さらなるデブリがISSに接近したため、宇宙飛行士らはプログレス補給船に緊急避難しました。このデブリが発見されたのが7月16日早朝で、軌道変更(回避マヌーバ)を実施するための時間がなかったため、緊急避難が行われたものです。

■ロシアのロケット、破砕事故発生
2014年10月21日にロシアの通信衛星を打ち上げたロケットの第4段が、2015年6月17日になって破砕事故を起こし、90個以上のデブリが発生しました。
今回発生したすべてのデブリは、破砕事故を確認してから11時間以内に大気圏に再突入したとのことです。

「NASA Orbital Debris Quartly News Volume19,Issue3 July  2015」より

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◇◆4.紹介コーナー

◆「理事長の独り言」第5号掲載のお知らせ

「理事長の独り言」と題して、JSF理事長が執筆するコラムをJSFのHPに掲載しております。現在新たに、第5号を掲載中ですので、ぜひご覧ください。

http://www.jsforum.or.jp/info/2015/5-1.html
△【第5号】スペースデブリ(宇宙ごみ)をどうするか?


◇◆5.宇宙関連商品紹介

◆2016ロケットフォトカレンダー

毎年ご好評いただいているロケットフォトカレンダーの一般販売を開始いたしました。
今年は、「日本の宇宙技術」と題し、昨年同様、ロケットや「こうのとり」などの写真をダイナミックに配した迫力あるカレンダーとなっております。
㈱ビー・シー・シーが運営する「宇宙の店」でご購入いただけますので、ぜひお求めくださいませ。

http://spacegoods.net/SHOP/JSF-2016.html
△2016ロケットフォトカレンダー販売ページ

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