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28年度開催結果


2016年 作文の部
<小学生部門>入賞作品
特別賞 宇宙政策担当大臣賞

「うちゅうにうかぶお父さん」
下呂市立東第一小学校5年 北村 心
 
 ぼくはサッカーの夜練の後に見る星空が大好きです。冬の練習は寒くていやだけれど、練習の後に見る星空はとてもきれいです。「夜空に見える星の一つ一つは太陽と同じように自ら光るこう星だ」とお父さんは言っていたけれど、太陽の近くに地球があるように、きれいに見える星のそばにも地球のような星があるのかな?人は住んでいるのかな?サッカーのようなスポーツはあるのかな?想像してみるととてもワクワクします。
 また月が明るくて丸く見える日はなんだかうれしくなります。先日、お父さんが「今日は人類が初めて月面に着陸した日だ」と教えてくれました。ぼくの生まれるずっとずっと前に人はうちゅうに行ったのだから科学の力ってすごいと思います。
 約五十年たった今ではたくさんの日本人もうちゅうに行っています。この前もテレビで大西たくやさんがロシアのうちゅう船で国際うちゅうステーションに行ったというニュースを見ました。今、ぼくの見ている空で大西さんが生活をしていると思ったらとても不思議に思いました。ニュースでは大西さんが無重力でうかんでいる姿がうつっていました。無重力ってどんな感じなのだろうとプールに行った時、水の中でひそかにやってみたけれど、苦しくなってよく分かりませんでした。大西さんは「ねていてもねぐせがつかない」と言っていたけれど、きっと体にかかる負たんが少ないのだと思います。そんなことを考えたら、車いすで生活しているぼくのお父さんも楽にくらせるのかなと思いました。お父さんはぼくの生まれるずっと前に事こにあい、首のほねを折りました。首のほねを折ることで神経をいため、足や手に障がいを負っています。だからぼくが生まれた時からずっと車いすに乗っています。お父さんは車いすに乗っているけれど、とても明るくて元気です。仕事もしているし、休みの日はボランティアや学校に福祉の話をしに行きます。そんな障がいに負けないお父さんをぼくはそんけいしています。お父さんは事こにあってから三年間、四つの病院でリハビリをしましたが、生活の全てを自分でできるわけではありません。お母さんやおばあちゃん、ぼくが手伝うこともたくさんあります。もし、お父さんがうちゅうに行ければ、車いすに乗らなくても自分で自由に動き回ることができるだろうし、お母さんたちに助けてもらう機会も少なくなると思います。うちゅうにはいろんな可能性があるというけれど、お父さんにとってもできることをふやせる場所のように思いました。うちゅうステーションでプカプカうかんでいるお父さんを想像したらなんだかとても面白くなりました。
 大西さんはうちゅうステーションで老化のメカニズムの解明を目指すと言っていました。インターネットで調べてみたらうちゅうではいろんな医学的な実験も行われていることを知りました。そう考えたらいつかうちゅうでお父さんの障がいを治せるような時がくればいいと思います。しょう来、うちゅうが障がいや重い病気とたたかう人たちを救うことができる特別な場所になるといいです。

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