「一般財団法人日本宇宙フォーラム」トップページへもどる 「宇宙の日」ホームページへ戻る
「宇宙の日」ホームページ

 

27年度開催結果


2015年 作文の部
<小学生部門>入賞作品
日本宇宙フォーラム理事長賞
メディアパートナー賞 朝日新聞デジタル賞

「宇宙でリサイクル」
鳥取県 鳥取市立末恒小学校4年 中村 圭吾
 
 ぼくは今、新しく完成したばかりの国際宇宙ステーションⅡにいます。
 ぼくの名前はカイゴ。世界の仲間、シュウジャイ、ヤイスコと協力して、宇宙ステーションⅡにリサイクル基地を作りました。基地の色が金色だったのでゴールドベースというニックネームをつけました。
「このゴールドベースはどんな基地なんですか。」
としつ問した新聞記者に、ぼくが答えました。
「これは、地球からエレベーターを使って宇宙にあるゴールドベースへ、地球にあるいらない物を運び、エネルギーに変えて、水や食料を作る基地なんです。宇宙エレベーターに地球上にあるいらない物を入れると、どんな物でも宇宙まで安全に運んでくれます。いらない物をエネルギーに変えてそのエネルギーで水や食料を作りまたエレベーターで地球に送り返すことができるのです。また、水や食料は、ちょぞう庫にたくさんためておくことができます。」
「なるほどすごい基地だなぁ。」
と新聞記者たちはおどろいた表情で言いました。
「宇宙空間では、宇宙服ユニットとロボットが作業するのです。それではこれから実際にごらんください。ロボットたちがこちらのそうちに入れていきます。」
~音・ウイーンガッシャーンガーブッシューブウアウアウアウア〜
「このように宇宙服ユニットとロボットたちがそうさします。」
「おみごと。」
と新聞記者。
「ほかにもこの基地のまわりには水流プールがあって、魚を育てているんです。あと、土がなくてもできる野菜があります。もし土があっても土も野菜もういてしまうでしょう。ゴールドベースの中には農場や牧場、池や川があります。そこでは、いろんな生き物を育てています。」
「この基地は何もかもそろっていますね。」
と新聞記者はびっくりしました。
 この記者会見がおわってから一カ月もたたないうちに大事件がおきました。
「大変なことになったわ。早くゴールドベースにミサイルや火薬を送ってもらわないと。」とヤイスコがあわてて、言いました。
「どうしたんだい?。」
とぼくとシュウジャイが聞きました。
「地球で三つのグループがあらそって、せんそうがはじまりそうなのよ。」
「それは大変だ。はやく何とかしないと。」
とシュウジャイが言いました。
「でもみんな戦争に夢中になっているみたいよ。」
「じゃあこうしよう。みんなで地球に行って全てのミサイルをエレベーターに乗せるように説得しよう。」
とぼくが二人にてい案しました。
「そうしよう。」
と二人もさん成しました。
 地球に着いたときには、もう戦争は始まっていました。
「もう戦争は始まっていたか。」
「でもまだミサイルは打ち上げられていないようだから、戦争にミサイルを使わないように説得しよう。」
 ぼくたちはみんなを説得するために、三つのグループにゴールドベースについて説明してまわりました。
 すると、一つ目のグループはすぐにいいよと言ってくれましたが、もう二つのグループはいやだと言ったので、むりやりミサイルを宇宙に送りました。
 ぼくたちが宇宙に帰ってきたころには、水や食料ができていました。
「水や食料がなくて困っている人に早く届けたいね。」
「戦争も終わったみたいだからよかったね。」とゴールドベースの仕事ぶりを満足そうにながめながら話しました。
 その後もぼくたちは、ゴールドベースをさらに進化させるため、研究を続けています。

もどる