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25年度開催結果


2013年 作文の部<小学生部門>入賞作品
日本科学未来館館長賞

「宇宙子どもけいさつかん」
千葉県 千葉市立土気南小学校3年生  飯田 ちさ
 
 私は、宇宙子どもけいさつかん。夜になると宇宙に出かけて、お仕事をしている。私の仕事はどんな仕事かというと……。ちょっと面白い仕事だけど、ふしぎでへんな仕事なのである。
 けいさつといえばわるい人をつかまえるのが仕事だけど、私は子どもだからできない。なので、大人にとってはたいしたことがないことだけど、子どもにとっては大問題なことや、こまっている子どもをこっそりたすけることが私の仕事だ。
 私は、地球のたん当。なかでも日本たん当。ほかにも地球たん当はいっぱいいて、いろいろな国の子どもけいさつかんがいる。人工えい星と一しょに宇宙けいさつステーションからみんなを守っている。今日も仕事をがんばるぞ!
 あ、あそこに友だちとけんかをして、星に仲直りしたいとおねがいしてる子どもを発見!!さぁ、仕事だ。二人が仲直り出来るように、二人がねたところで、ながれ星発しゃ!二人の家までとんでいけ!そして家に着いたらながれ星は電話になる。ゆめの中で二人は電話する。
「さっきは、ごめんね。」
 ゆめの中で二人は、仲直り。ああよかった。さぁ、明日の朝二人は、仲直りできるかな。楽しみ楽しみ。
 ほかにも、あっわるい人が子どもに近づこうとしている。ながれ星発しゃ!!よし!わるい人に命中!ピカッと光ったので、ビックリしてわるい人はにげていった。やった!子どもを守ったぞ!そんな感じで私の仕事は、毎日いそがしい。
 しかし、私に、さい大の事けんがおこる。ある時、星にねがいをかけてる男の子がいた。そのねがいは、
「ぼくは、もう一度おじいちゃんに会いたい。
 ありがとうがいいたいんだ。一度でいいから……。」
と言ってなみだをぽろぽろ落としていた。私はこまってしまった。どうやら、男の子のおじいちゃんはなくなってしまったらしい。どうやってこの気持ちをつなげよう……。ながれ星で気持ちをつなげてあげたい。けど、なくなった人は、ながれ星ではつなげられない。私がなやんでいると、仲間たちが集まってきた。
「なにをなやんでんだい。」
「ながれ星は生きてる人しかつなげられない。あの男の子は、なくなったおじいちゃんと話したいんだよ。どうすることもできないよ。」
 私はかなしくてボロボロ泣いてしまった。
「そうだ、なくなった人は、空から見てるって言うよ。空と男の子をながれ星でつなげたらもしかするとおじいちゃんと話せるかも。」
 私は、とにかく何でもしてみたかった。あの泣いている男の子を助けたかった。とにかくやってみることにした。
 次の夜、男の子に向かって、ながれ星発しゃ!さぁとどけ!よかった。ぶ事男の子にとう着。さぁ、空でいるながれ星。おじいちゃんをつかまえて!ながれ星は、何度も落ちたけど、のぼっては、さがす。だけど見つからない。私は、仲間たちといのった。だんだん明るくなってきた。夜明けだ。もう帰らなきゃ。その時、ながれ星がピカピカ光り出した。
「おじいちゃん……。」
 ゆめの中で男の子が言った。
「お前がさがしてるのを気づかなくてごめん。私は、風になって色々な所をたびをしていた。そんな時、世界中のながれ星から私をさがしているのを聞いた。今やっと話せるようになったよ。いったいどうしたんだ。」
 おじいちゃんがやさしく言った。
「ごめんなさい。おじいちゃん、おじいちゃんありがとうって言いたかったんだ。遊んでくれたり、こまった時はいっしょに考えてくれたり、いつもあたり前のようにいて、きゅうにいなくなると思わなかったから言えなかったんだ。いつも言えなくてごめん。ありがとう。大すきだよ。」
 夜が明けた。星はどんどん消えていく。声がどんどん聞こえなくなっていく。
「いいんだよ。ありがとう。私も……大……す……き……だ……よ。」
 男の子は泣きながらねむっていた。けれど、うれしそうだった。仕事終りょう!私も、仲間たちによかったねと言われ、宇宙ステーションを後にした。
 さぁまた夜がきた。私は、またまたお仕事する。子どもだってなやみは多い。みんなも星にねがいをかけてみて。宇宙子どもけいさつかんがたすけるぞ。宇宙子どもけいさつは今日もがんばる。

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