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21年度開催結果


2009年 作文の部<小学生部門>入賞作品
文部科学大臣賞

「おーい、海王星人君」
静岡県 島田市立金谷小学校4年生  櫻井 亮太郎
 
「うちゅうのことについて調べて、うちゅう新聞を作りなさい。」
と、先生が原こう用紙くらいの大きさの紙をわけてくれました。
「ぼく地球のこと調べよう。」
と、こうき君が言いました。
「あたし、星の色調べるう。」
と、さらちゃんも言いました。
 ぼくは、ピーンとひらめいて、そうだ海王星にしよう、と思いました。ぼくの知っている星の中で一番かっこいい名前で海の王さまの星だからです。それに、海王星人が友だちだったらいいなと思ったからです。
 みんくるで借りた本の二ページめくらいに海王星の絵がのっていました。
 それは、青白く光ってて、テレビで見た南きょくの海の色みたいに、すごくきれいでした。やっぱり、ぼくのイメージぴったりでした。
 大きさは、直径四万九千五百二十八キロメートルで地球の約四倍です。これだけ広かったら、海王星人がいるな、と思って、うれしくなりました。
 海王星の一日は、地球の〇、六七一日、つまり十六時間です。ぼくはいつも一日十時間くらいねるけど、海王星にいたら、のこりが六時間しかなくなっちゃいます。朝ごはんを食べたらすぐ昼ごはん。昼ごはんを食べたらすぐ夕ごはんで、ア~ア~ア~ア~おやつも食べられないよ、遊びに行ったらすぐ夜だ。これじゃあ学校はなさそうです。海王星人は大へんだねと思いました。
 海王星の一年は、地球の八十四年分です。太陽から遠いから、一周してくるのに、すごく時間がかかるわけです。よくわからないけど、地球の八十四才の人が海王星に行ったら一才ということかなあ。たん生日が八十四年に一ぺんってことは、せいだいにお祝いしなきゃあ。たとえばクリスマスに生まれた子は、八十四年間クリスマスイブを知らないってことでしょう。一生のうちに一回ずつしか、クリスマスとお正月が無いなんて子どもは大ショックです。でも、夏休みや冬休みや春休みが何年とあるので、それはうれしいです。
 星の表面は、あつい雲の大気でおおわれ、内部は氷のそうとえきたい水そのそうでできている、と書いてありました。ぼくは、えー土は無いの、えきたい水そって何だ、と思いました。『水そ』を調べたら、「色もにおいも無い最も軽い気体。さんそとむすびついて水になる」と書いてありました。じゃえきたい水そって水みたいなもんか、と思いました。
 氷と水の星じゃあ、とても人は住めないなあと、がっかりしました。
 だけど、白熊やペンギンやアザラシが氷の上でくらせるんだから、海王星人だって住めるんじゃないかなあと考えなおしました。あつい雲の大気でおおわれているから見えないだけかもしれません。
 ぼくの想ぞうだと海王星人は、体全体がつるんとしてて、青くて美人だと思います。大きさは、ようち園の子くらいかなあ。
 言葉が通じなくても絵をかいたり、おかしをあげたりして友だちになりたいです。アイスは好きかなあ。スイカは食べるかなあ。そしたら種を食べないように教えてあげないといけないな、と思いました。
 ぼくは、夏休みの自由研究で『海王星人の好きな食べ物調べ』とか『海王星の町たんけんマップ作り』とかをやってみたいです。それで次のうちゅう新聞パートツーは海王星人特集にしたいです。
 だから海王星人君、出て来てよ~。

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