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20年度開催結果


2008年 作文の部<中学生部門>入賞作品
特別賞 宇宙開発担当大臣賞

「地球という星」
春日市立春日西中学校3年生  松尾 早耶
 
 今年の一月。私は一本の映画に衝撃を受けた。その映画の主人公は、私が、人間が生活している地球という星だった。
 自分が吸い込まれそうになるぐらい真っ暗な宇宙の中に、一つだけ青く光る地球。朝になると太陽が顔を出し、地平線がぴかーっと明るくなる。湧き出す水、そしてそれが集まった大きな川。その水が谷底に落ちていき、滝になる瞬間。そして、その周りで一日一日を生きている生き物たち・・・・・・。
 すごいと思った。スクリーンに映し出される一つ一つの映像に、とても感動した。この地球で一緒に暮らしている私は、人間は、とても幸せ者だ。そして、一番強く私が感じたことは、「地球が愛しい」と、いうことである。
 このようなことがあってから、私が宇宙で一番してみたいことは、大好きな地球を、自分のこの目で見る、ということになった。一度でいいから、広い宇宙に飛び出して、その中の地球を眺めてみたいのだ。
 現在、国際宇宙ステーションの建設が、地球規模で行われている。一九八四年にアメリカの大統領だったレーガンが、人間が生活できる宇宙基地を国際協力のもとでつくろう、と提案したことがきっかけなのだそうだ。一九八〇年にはロシアも参加することが決定し、国の威信をかけて宇宙開発競争をしていた時代が過去のものになったことを、この国際宇宙ステーションはよく象徴しているそうだ。あと二年もすれば、完成する予定なのだという。
 遠い未来、宇宙開発はどこまで進んでいるのだろうか。宇宙飛行士ではない人も、宇宙にいけるようになるのだろうか。もしも私が宇宙に行けたら、同じ宇宙船に乗った人と、たくさんのことを話そう。共通の出身地、地球を眺めながら。
「どこの国で生まれたの?」
「家族は?」
「趣味は?」
「食べ物は何が好き?」・・・・・・
 そんなふうにしながら見る地球の顔は、きっと笑って見えるに違いない。


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