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20年度開催結果


2008年 作文の部<小学生部門>入賞作品
日本科学未来館館長賞

「うちゅう美ようしになりたいな」
板橋区立志村第一小学校3年生  鈴木 彩恵
 
 わたしのしょう来のゆめは美ようしになること。それも、うちゅうで大活やくする『うちゅう美ようし』。今はえらばれたうちゅうひこうしの人たちが、うちゅうステーションの中で実けんやかんそくをして、少しだけうちゅう空間で生活するようになったけど、すぐにもどってきちゃうから、美ようしはとくべつひつようがない。でもわたしが大人になるころには、今みたいにえらばれた人だけじゃなくて、ふつうの人たちでも今よりもっと長い時間うちゅうですごしたり、生活したりする人がたくさんいるんじゃないかな。そうなると、かみの毛がのびてくるからうっとうしくなる。長く生活するならおしゃれもしたいし、たまにはパーティーがあるかもしれない。パーティーの時はセットやメイクをバッチリ決めたくなってくる。みんなうちゅうでもかわいくなりたいし、きれいになりたいはずだから。そこで『うちゅう美ようし』がよばれるわけ。いつよばれてもいいように、一番さいしょによばれて行けるように、今からじゅんびしておかないと間に合わないかも。うちゅうで美ようしになるにはどうしたらいいのか考えよう。
 まずは、うちゅうでのカット。スペースシャトルでは、足を固定して立って仕事をしているって本で見たけど、それでは動きにくそう。フワフワうかびながらカットするには体力がひつようだから、自転車に乗ったり、マラソンや水泳をしたりしてきたえようかな。(ういているならシンクロのほうがいいかなあ。)さかさまになって目が回らないように、でんぐり返しも練習しておかなくちゃ。(トランポリンも使えるかも。)それから、うちゅうでにあうヘアースタイルの研究も大切。女の人ならおだんごヘアーはおすすめ。ポニーテールは本当に馬のしっぽみたいになるかも。(ちょっと見てみたい。)男の人はリーゼント?(あっ、宇宙服が着られなくなるからダメだ。)そういえば、ブーメランの実けんを見て思いついたんだけど、投げたハサミがもどって来て、スパッとケースに入ったらもり上がりそう。(ちょっとどきどき。)
 かみの毛を切るとゴミが出るから、強力なそうじきがひつようかな、地球にあるそうじきではパワー不足だし、せっかくならハサミとそうじきをいっしょにしちゃえ。切ったかみくずをすぐにすいとってくれるペットロボも面白いかも。(工作はとく意だからだいじょうぶ。)
 シャンプーにもこだわりたい。今、うちゅうひこうしさんは、シャンプーつけて、紙でふき取っているだけなんだって。それじゃあきっと気もちよくない。わたしの美よう室に来たら、シャワーでゴシゴシあらってすっきりしてほしい。水がとびちらないように、頭に合わせてかたちがかわるカプセルをかぶせて、その中であらってあげるのはどうかな。
「おかゆいところはございませんか。」
って聞いて、リクエストされたところはとくべつていねいにあらってあげたいな。それにマッサージのサービス。わたしは家ぞくから
「上手だねぇ。」
っていつもほめられるから、これはちょっと自しんがある。(でもお父さんはこしの上に乗ってもらうのが大好きなんだけど、む重力でやっても意味がないからやめておこう。お母さんが好きな頭ポコポコは使えるかなぁ。)
 それから、楽しい会話でお客さんをリラックスさせたいな。そうなるとえい語で何でもしゃべれるようにしないと話し相手になれないし、お客さんのイメージに合わせられないから、これはぜったいやらなくちゃ。(うわぁえい語のべん強かぁ、どうしよう、どうしよう、どうしよう。本当は今からやったほうがいいけど、ちょっと話すのってはずかしいしこわいし。中学に入ったらお姉ちゃんに教えてもらおうっと。)
 本当にあこがれの『うちゅう美ようし』第一号になりたいな。お客さんから
「ありがとう、気もちよかったよ。とってもさっぱりしたよ、また来るね。」
と言ってもらいたいな。何度も何度も来てくれるお店になるといいな。そのために、今から少しずつじゅんびしておこう。しょう来うちゅうでお客さんのニコニコえ顔が見られるように、たくさんたくさんべん強しよう。

「もう今日の宿題終わったの。」
あーあ、お母さんに言われちゃった。まずは宿題やらなくちゃ。


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