「一般財団法人日本宇宙フォーラム」トップページへもどる 「宇宙の日」ホームページへ戻る
「宇宙の日」ホームページ

 

19年度開催結果


2007年 作文の部<中学生部門>入賞作品
日本科学未来館館長賞

「月面発電所計画」
長野日本大学中学校2年生  大屋 圭市
 
 一九六九年七月二十日、アポロ十一号が月面着陸し、アームストロング船長とオルドリン飛行士が人類史上初めて地球以外の天体の地面を踏みました。そして、アームストロング船長は「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だ」と地球に通信しました。それから約四十年、人々は月に夢をたくし、月を目指してきました。日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも月の探査が計画され、ますます月について詳しいことがわかってくるでしょう。そのように、宇宙の中で一番身近な星「月」の未来の様子について、僕なりに思いを描いてみました。
 最近、新潟県中越沖地震が起こり、柏崎刈羽原発で放射能もれが問題になっています。そこで、僕は、将来原子力発電所を月に建設できないものだろうかと考えます。それにはまず無人探査や有人探査でいろいろと調査し、建設に適した場所を見つけます。地盤が固いとか宇宙船の発着に適しているかなど条件にあう場所に建設が始まります。月での発電所が完成すると、地球にある発電所はすべて閉鎖します。そして今はロボットがたくさん開発されているのでそれらに管理させれば、放射能もれなどの恐怖におびえることもなくなるはずです。では、どうやって月から発電した電気を地球にもたらすかということです。近い将来、技術をどんどん進めて、たくさんの電気を蓄電できるバッテリーを開発します。そして、そのバッテリーをロケットのような宇宙船で月から地球に運搬するのです。だから、もちろん宇宙船の発着する基地の建設も必要となってきます。月での発電所、そこから発着する宇宙船、その光景を思い浮べると、僕の頭の中はイメージがどんどんふくらんできます。
 次に僕は、月での太陽光発電も可能ではないかと考えます。僕たちの生活にとって電気は欠かせないものです。地球で不足している電力を補うためにも、月から電力を電波のようなもので直接地球に送ります。地球と月とで作られるため、電力は今よりも増えて、僕達の生活を助けてくれると思います。また、火力発電を無くし、月での発電を増やせば、温暖化防止にもつながると思います。
 僕は今回、月を電気を作る第二の場所として考えてみました。もちろん、僕は勉強不足で理屈に合わないことも多々あるかと思います。しかし、人類は今まで様々なことを研究、開発してきたので、今にきっと実現できると思っています。引力によって僕達の地球と結ばれている星「月」は、近い将来絶対に人類にとって様々な利益をもたらしてくれる恵みの星になると僕は信じています。


もどる