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19年度開催結果


2007年 作文の部<小学生部門>入賞作品
(財)日本宇宙フォーラム理事長賞

「月のえん足にレッツゴー」
横浜市立美しが丘東小学校2年生  鈴木 彩恵
 
 今日は、楽しみにしていた二年生のえん足の日。毎年二年生は、お月さまにロケットであそびに行きます。何日も前からお月さまのべん強もたくさんしました。たとえば、月は地きゅうのまわりを一しゅうする間に、月じしんも一回てんしていること(目が回らないのかな)とか、地きゅうの四分の一くらいの大きさで、山はないけど、クレーター(ひょっとして、だれかが作ったおとしあなかな)があるということ。そういえば、いつもわたしが見ている月って、うさぎがもちつきしているようにみえるけど、はんたいがわはどうなのかなあ。サルが木のぼりしているもようだとおもしろいかなあ。(しらべてこなくっちゃ)
 ロケットの中では、みんなフワフワういていて、あちこちゴツンとぶつかっています。でも、なぜかみんなわらいがお。わたしは、お友だちとトランプすることにしました。さいしょは『しんけいすいじゃく』をしようと思ったけど、カードがういちゃって、うらが見えておもしろくない。だから『ババぬき』にへんこうしました。これなら手にもっているからへいきみたい。自分がくるっと回らないようにしないと、ババが見えちゃうから、気をつけなくちゃ。地きゅうとは大ちがいです。
 トランプしていたらあき先生が、
「さあ、おべん当の時間にしましょう。」
と言いました。わたしたちはいそいでかたづけて、おべん当のじゅんびをします。ふたをあけると、わたしの大すきなジャコのおにぎりと、たこさんウインナーが入っていて、
「やったあ。」
とうれしくて、フワフワういているところをおいかけて、パクッと食べました。かほちゃんのおべん当は、フルーツクリームのサンドイッチ。みんな楽しそうにうかせて食べています。
「これやってみたかったんだ。」
と、たいしくんが、カップめんのかたまりにおゆを入れて出来あがりをまっていて、ちょっとうらやましくなっちゃいました。くいしんぼうのりょうたくんが、
「ぜんぶ食べちゃったけど、まだ足りないよお。すこしちょうだい。」
と言ったので、ようじに二つさしてあるミートボールをなげたら、くしがまっすぐとんでいったので、りょうたくんはびっくりしてにげちゃった。でも、ミートボールがあとをおいかけているみたいでおもしろい。それからわたしは、お月さまでも食べてみたいから、ポケットにおにぎりを一つのこして入れました。
「月についたら何をしたいですか。」
と、あき先生がみんなに聞きました。さつきちゃんは、
「なわとびで、十じゅうとびしたいです。」
と答えました。さつきちゃんは地きゅうでは二じゅうとびがとべるから、月でもっとちょうせんしたいんだって。わたしはうまくとべないから八じゅうとびくらいなら出来るかな。ほかにも、キャッチボールやドッジボールをしたい子や、とびばこチャレンジと言う子がいました。ボールはあたってもいたくないし、お月さまなら何だんでもとべそう。れんぞくとびもしてみたいなあ。地きゅうで出来ないことが、月でなら出来そうに思って、すこしやる気が出てきました。
 「さあ、そろそろ、月の公園につきますよ。みんなじゅんびはいいですか。」
 あき先生の声がして、みんなでまどの外を見てみました。そうしたら、大きな大きなまあるいお月さまが見えます。月ってこんなに大きかったんだな、とびっくりです。そして、はんたいがわのまどには、小さな小さな青い地きゅう。お月さまと地きゅうがいれかわっちゃったみたい。
 早くロケットから下りて、月の上で遊びたくて、わたしはリュックをせおって、一ばん先とうに立ちました。月での自ゆう時間をたくさん遊ばなくちゃ。おみやげもえらばないといけないし、ポケットのおにぎりも食べなくちゃ。
 月の地めんがどんどん近づいてきました。
「3、2、1、やったあ、とうちゃく。」
わたしはとびながらロケットから下りました。



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