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14年度開催結果


2002年 作文の部<小学生部門>入賞作品
宇宙開発事業団理事長賞

「-ぎんが大うんどう会-
 もよりのえきは、ぎんがちゅうおうえき」

仙台市立吉成小学校2年  鈴木 紗月
 
ちきゅうから“ぎんがてつどう”にのり、“ぎんがちゅうおうえき”につきました。わたしは、たいそうぎをきて、スニーカーをはいています。今日は、うちゅうとちきゅうの大うんどう会。わたしは、そのうんどう会にさんかします。ちきゅう人のだいひょうとして、しょうたいじょうをもらったのです。
うんどう会やくいんになっているうちゅう人さんが、「ちきゅう人のみなさま、ようこそ」とかかれたハタをふって、まっていました。わたしたちは、うちゅう人さんがうんてんするUFOにのって、会じょうまで行きました。さあ、ちきゅう人対うちゅう人の、大うんどう会のはじまりです。
玉入れ、かけっこ、つなひき。どちらもいいしょうぶです。うんどう会は、大いにもりあがっています。おうえんもすごいです。ここまでちょうどひきわけのまま、のこりは、ひとつのきょうぎだけになりました。さいごは、わたしが出るリレーです。
わたしは、学校のうんどう会で、学きゅうたいこうリレーのせんしゅになりました。二年一組のだいひょうです。一年生のときは、なりたくてもなれなかったので、とてもうれしかったです。そのようすを、せんこういいん会のうちゅう人さんが見ていて、わたしをちきゅう人のリレーのせんしゅに、すいせんしてくれたのでした。
わたしは、がんばってはしろうと思いました。学校のうんどう会では、二組の子にぬかされてしまったけど、こんどはぬかされるものか、と思いました。わたしのはしるじゅんばんは、学校のときと同じ、三ばんめ。
「よーい。バン(ドン)。」
ピストルがなって、スタートしました。うちゅう人チームがリードです。
いよいよ、わたしにバトンが手わたされます。うちゅう人チームが先にバトンをもらって、はしっていきました。そのうしろすがたを、わたしはひっしにおいかけます。まけるものか、まけるものか――。そのとき、
「あなたは風。風になるのよ。」
おまじないを思い出しました。
「そうよ。わたしは風。風なのよ。」
わたしは、風になったようでした。
「さっちゃーん、がんばれ――。」
まわりのおうえんがすごいので、わたしはがんばる、がんばる――。うちゅう人さんをぬかして、バトンをわたすことができました。
リレーは、とうとうアンカーにバトンがわたりました。ちきゅう人チームのリードですが、うちゅう人チームもおいあげてきます。そして、いっしょにゴール。リレーでも、ひきわけです。わたしは、きもちよくはしることができたので、大まんぞくでした。
このように、大うんどう会は、ひきわけでおわりました。

「らい年のうんどう会で、あいましょう。」
そう言って“ぎんがちゅうおうえき”で、うちゅう人さんたちとおわかれです。きたときはわからなかったのですが、とおい星からきたうちゅう人さんたちも、“ぎんがちゅうおうえき”から“ぎんがてつどう”にのり、それぞれの星にかえっていくのでした。UFOタクシーやうんどう会のやくいんをしてはたらいていたのは、“ぎんがちゅうおうえき”にいちばんちかい星のうちゅう人さん、ということでした。――いろいろありがとう!――
せっかくなかよくなれたのに、行き先のちがうれっしゃにのってかえるのは、さびしいことです。つぎつぎに、れっしゃがとうちゃくします。あくしゅをして、さようなら。れっしゃにのってからも、しゅっぱつするまでのじかん、まどをあけて、手をふって――。そして、こんどはいよいよ、ちきゅう行きのれっしゃが、えきのホームに入ってきました。
「すてきなうんどう会をひらいてくれて、ありがとう。また、あいましょうね。」
見おくりのうちゅう人さんたちにおれいを言い、さいごのおわかれをし、“ぎんがてつどう”がしゅっぱつしました。れっしゃにゆられながら、わたしは「らい年はまけないぞ。ぜったいちきゅう人チームがかつぞ!」と心の中で、つぶやいていました。そのためにはまず、学校のうんどう会で、らい年もリレーのせんしゅにならなければ――。さて、わたしはどこまで風に、なれるのかな?
せんこういいん会のうちゅう人さん、がんばるからちゃんと見ていてね。そして、またらい年、ちきゅう人のメンバーに、わたしをえらんでくださいね。“ぎんがてつどう”ののりかたも、おりかたもわかったので、どの星でうんどう会がひらかれても、一人でちゃんとのってこられるから。


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