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12年度開催結果


2000年 作文の部<中学生部門>入賞作品
宇宙開発事業団理事長賞

「宇宙修学旅行」
仙台市立五橋中学校2年  木村 恵利香
 
  今日の宇宙ニュースは、中学三年生の宇宙修学旅行が始まったというニュースです。

 二〇三〇年五月五日の今日は、「こどもの日」です。この日を記念し、待ちにまった中学生の宇宙修学旅行が始まりました。

 一九九二年九月、日本人科学者として初めてスペースシャトルに搭乗し、宇宙飛行をした毛利衛さんは、その後、「宇宙旅行はもう夢ではない」と言いました。

 それから、三十八年がたちました。

 今年の仙台市立五橋中学校の修学旅行は、宇宙への旅行と決まり、三年生は宇宙修学旅行を楽しみにしていました。

 昨日、日本の宇宙発射基地「つくば」から打ち上げられたスペースシャトル「モーリ号」には、百人の中学生の修学旅行生が乗っています。モーリ号は、地球軌道に乗った後、中学生たちは、シャトルの中から超小型望遠鏡で、アフリカの大地を走る動物たちの群れや、美しい南極や大陸を見たあと、サハラ砂漠や世界一高い山の様子を見学しました。

 十回余り地球の大気圏外の軌道上を周回しながら地球を見学したあと、宇宙時間十時に国際宇宙ステーションに到着しました。

 二〇〇五年に作られた国際宇宙ステーションは、その後規模が大きくなり、ステーションの中には、高層ビルが建ち並び一大都市に成長しました。

 宇宙ステーションの中は、国境も人種差別もまったくないので、すべての人々が宇宙人として活躍をしています。

 一九六一年四月十二日に、「ウオストーク号」で人類初めての宇宙飛行をしたガガーリン飛行士は、宇宙から初めて地球を見た時、「地球は青かった」と言いました。

 日本人として、初めて宇宙修学旅行に飛び立った修学旅行のみなさんは、ガガーリンさんや毛利衛さんと同じ宇宙飛行士になった気分で地球の外から美しい地球をながめています。

 宇宙修学旅行に出かけた三年七組の穴戸君にインタビューをしました。
 「地球環境が、よみがえったせいで、昔、ガガーリンさんが見た時のように、地球がとっても青く見えました」と、とてもうれしそうに語っていました。

 宇宙修学旅行のお友だちは、宇宙ステーションの第二体育館にある体験コースで、地球では経験することのできない不思議な体験をしました。

 運動嫌いの田中さんは、五メートルの走り高跳びに挑戦し、あっさりクリアしました。

 関根君は、百キロもあるバーベルを片手でかるがると持ち上げました。

 重力のない宇宙ステーションで、修学旅行のお友だちは、すばらしい宇宙での生活を思う存分に楽しんでいます。

 毛利衛さんが、かつて言われた「宇宙旅行は夢ではない」という時代がほんとうにやってきたのです。

 今は、安全で、しかも、だれもが楽しんで宇宙に旅行をすることができる時代なのです。

 高校生の宇宙修学旅行は、火星と決まりました。火星の地中には、水が豊富にあるので、地中からくみあげた水によってプールの設備もできました。火星の宇宙基地では、水泳大会が予定されています。

 中学生が宇宙修学旅行に出かける時代となって、ますます長生きをすることが楽しみな時代になってきました。

 宇宙ステーションの放送局から、中学生の宇宙修学旅行のニュースをお伝えしました。


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