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8年度開催結果


1996年 作文の部<小学生部門>入賞作品
文部省宇宙科学研究所所長賞

「ぼくは、木星、第一号の生物になって」
西宮市立上甲子園小学校3年  中野 雄介
 
 ぼくが一年生のときだった。アジアの女せいで、はじめての宇宙ひ行士たん生、「向井千秋」さん。それに、シューメーカーレビー第9すい星が、木星にしょうとつ。ぼくの小学校入学をいわってくれるように大きな話題が二つもあった。
 テレビでみていて「すごいなあ」と思うより、「これが現実なら、ぼくが大きくなったらもっと自由に、宇宙にいけるんではないかなあ」と思ったのです。
 宇宙には、かぎりなくたくさんのわく星がある。そのわく星の中で、最もぼくがいってみたいのは、最近わかったそうですが、土星と同じように輪をもつ『木星』です。
 それは、科学館で、ビデオを見たことからでした。木星表面・四大えい星のせん明な、写真をさつえいして地球に送っているところでした。そのえい星イオからは、高く立ち上るふんえんがかんそくされ、現在もかつ動中の火山があることをこの目で見たとき
 『生きている!』
 ぼくは、エネルギーもりもり、勇気がわいてきたような…。
 『もしかして、地球以外に生物が住んでいるかもしれない』
と、ワクワク、ドキドキした気持ちにもなれたのです。
 ぼくが、大昔、まだ、きょうりゅうが生きていたころの地球の写真を見たのと同じような山みゃくや谷間もあったのです。
 この太陽けいで、地球以外に、ふん火活動している天体のあることに、こうふんで、むねいっぱい。
 『ひょっとしたら、木星は、大昔の地球なのかもしれない。これから、生物が生まれ、宇宙人が、たん生するのかも…』
 ぼくは、ぜったい、この木星に、おりたってみたいと思っているのです。大昔に、きっとタイム・スリップした気分だと思う。
『ぼくは、木星、第一号の宇宙人!』
 と、わらいながら、自まんしてやる。

 そして-
彗星が、ふたたび、木星に、ぶつかってきたら、
 『おい。彗星、気をつけろよ!それとね、きみの仲間で、ハレー彗星、七十六年に一度だけしか、地球に、近づいてこないそうだけれどもっと地球人を楽しませてやれよ。』
 と、いってやるかなあ。
 そのハレー彗星をじっと待つよりも、人間が、スペースシャトルにのって、月の天文台から、かんそくできるようになったら、どんなにいいだろうなあ…。


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